「従来の農民一揆イメージを変えた」郡上一揆 うにたん♪さんの映画レビュー(感想・評価)
従来の農民一揆イメージを変えた
当時の農民がこんな闘争を出来た事に驚いた。
一揆と言えばファミコンやゲームの「いっき」しか思い浮かばず
無謀にも竹槍で武士の前に飛び出して行くイメージしかなかったが、
寺子屋で勉強し、あの時代の法律もしっかりと理解した上での闘争。
武士の時代が終わる訳である。
農民は強かなだけではないと言うのが伝わってきたが、お上と言う存在に「成らぬものはならぬ」と物事の本質を理解して命を張れる人間たちがあの時代には居たのに、現代に似たような状況はあってもお上にモノを言えなくなったのだとすれば、今の世の中はちょっと恐い方向に向いているのかも知れない。
試写会では監督はそんな話をしてくれた事を思い出した。
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