劇場公開日 1977年4月2日

「昭和のミステリーの画と言われてパッと思い浮かぶのは やっぱり市川崑...」悪魔の手毬唄(1977) 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)

2.5昭和のミステリーの画と言われてパッと思い浮かぶのは やっぱり市川崑...

2025年6月3日
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鑑賞方法:VOD

昭和のミステリーの画と言われてパッと思い浮かぶのは
やっぱり市川崑監督の金田一シリーズであり、
昭和を舞台にしたホラーやミステリー映画も
金田一シリーズをベースに作られてるように思う。
それくらい印象的な画がたくさんあった。

驚いた時に顔のアップを色んな方向から撮ったり、
過去は白黒だったり独特な雰囲気が頭に残る。

そして、やはりセットとは違う
本物の昭和の寂れた旅館は
登場人物に負けない存在感があった。
良い旅館でしょ?と言うのだけど、
どう見ても汚くいつどこで殺人が起こってもおかしくない
雰囲気だった。

もはやトリックなんかも何度も擦れてて、
金田一シリーズや推理ものの作品もたくさん出てるけど、
雰囲気を味わうと言う点では唯一無二の作品だなと
思います。

奥嶋ひろまさ
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