劇場公開日 1962年3月4日

「永遠のスター、石原裕次郎を偲んで…。」銀座の恋の物語 syu-32さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0永遠のスター、石原裕次郎を偲んで…。

2019年7月17日
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鑑賞方法:TV地上波

単純

萌える

テレビ大阪での石原裕次郎三十三回忌追悼放送を録画したものを鑑賞。

名曲「銀座の恋の物語」をモチーフとしたメロドラマ。
ストーリーは若干最近の韓国ドラマを彷彿とさせるものでしたが(恋人の失踪、記憶喪失)、普遍的な恋愛、挫折、再起、幸福の要素がきちんと押さえられていて、安心して観ていられました。

石原裕次郎はやっぱりスター。オーラが違う。佇まいが違う。それに、何をやっても絵になるんだからなぁ、これが!(笑)
それに華を添えるのが浅丘ルリ子。なんとお美しいのでしょうか…思わず溜息が出ました。惚れちゃいました(笑)

――

今回の三十三回忌法要をもって弔い上げとすることがまき子夫人より発表されました。大々的なものは無くなりましたが、テレビやDVDなどを通して、フィルムに焼き付けられたその姿をいつでも偲ぶことができる…ありがたい環境ですなぁ…。
今もなお、人々の記憶の中に生き続ける永遠のスター、石原裕次郎―。リアルタイムの世代では無いですが、彼が出演した多くの作品に触れることで、その魅力は全く色褪せていないなと、その度ごとに実感させられます。
それは本作を観てもしかり。類い希なるスター性を兼ね備えた俳優というのは、今後出て来ないんじゃないかなと思う今日この頃であります…。

しゅうへい