「これぞファンタジーなんだな!。私と子供の大好きなアニメです!」銀河鉄道の夜 ころんさんの映画レビュー(感想・評価)
これぞファンタジーなんだな!。私と子供の大好きなアニメです!
中学生の頃に映画化、地上波でチェックしました!。
宮沢賢治が好きな私と子供。
セロ弾きのゴーシュを子供が3歳ころにDVDレンタルしたら、食い入るように何回も見ていたな。
銀河鉄道は私が好きなので、久しぶりに見たくなりDVDを購入。
子供も気に入ってくれました。
私と子供の大好きなアニメ映画の1つです。
絵も話もとてもキレイです。
不思議な雰囲気もほどよく良い感じの映画です、大人でも楽しめるかと。
電車に乗ってくる人たちのひみつ(秘密っていうのかな?共通点かな?)。
電車に乗って来たカムパネルラは何かをハンカチで拭いていた、何を?
今年の夏休みは子供と宮沢賢治の世界観を感じたくて、SL(汽車)に乗ってきました。
SL銀河、もう少しで完全引退するのであわてて乗ってきました。
車内には宮沢賢治のミニプラネタリウムが上映されていて、すごく良かったです。
プラネタリウムは整理券が必要なことを私は知らなかったのですが、勘のいい娘が汽車に乗った途端にプラネタリウムの車両へ猛スピードで走り、1番で整理券をゲットできました。
見れなくてもいいかな~と思っていたプラネタリウムですが、銀河鉄道の夜にでてくる星を映してくれてジョバンニとカムパネルラが解説してくれたので、すごく感動しました。
この映画は、画もストーリーもすごく練られていますし、色々と考えさせられる映画でもあります。
近頃の流行りのやたらと写実的なアニメ映画も画がキレイで悪くはないですが、難しい設定の凝ったストーリーよりも私には魅力的に映る映画です。
銀河鉄道の夜はなんとなく見ると、つまらない単なるアニメ映画なんです。
ですが、本当はそうではないんですよね。
そしてやっぱり、少し切なくなります。
でもそれは、悲しいけど、そうじゃないような、不思議な感覚です。
どこかやさしさに包まれているような、そんな映画です。
自分の気持ちが優しくなるような感じがします。
びっくりするような事件はありませんが、内面にしずかに訴えかけてくるかんじは原作のせいか、監督の腕か?
フィクションのファンタジーをよりフィクションとして完全にしたのは、登場人物を猫の擬人化で映画化したところだろうな。ここまで徹底したうえに、原作は宮沢賢治、素晴らしいです!
美しい銀河の景色や星空。
少し切ないラスト。
切ないんだけど、何故か、何度も見たくなるお話です。
良い映画なので、多くの人に、ぜひ見てほしいです。
こんばんは突然すみません。
『グスコーブドリ』鑑賞させていただきました。宮沢賢治先生のファンと言いながら、未読な上にアニメも未見でした。
今回、原作を読んで、アニメも見ました。
しばらくぶりにアニメ作品として感動しました。勿論、原作は言うに及びません。
感動作をありがとうございます。
マサシさん、お久しぶりです!
「ますむらひろし」さん、初めて知りました。
猫の画はますむらさんだったのですね!。
最初は、なんで人物で描かないのかな?、とも思ったのですが、
猫で描くことで、宮沢賢治の物語をよりファンタジーとして完成させていることに気が付きました。素晴らしいです!。
ますむらさんの猫の絵が好きで、同じ猫だったので「グスコーブドリの伝記」は映画館で見ました。
『アタゴオル物語』も映画にもなっているんですね、見てみたいです。
こんばんは。遅くすみません。
この作家は『ますむらひろし』と言う方で『アタゴオル物語』と言う作品も残されています。まだ、ご存命だとは思いますが、40年以上前に『ガロ』と言う雑誌で名を残し『漫画少年』と言う雑誌で『アタゴオル物語』を執筆されました。ジブリがファンタジーの元祖と今では言われますが、彼の様な作家がいた事を言い伝えなければと思っています。すみませんでした。
因みに、『ヒデヨシ』と言う猫のキャラクターはご存じかもしれません。では。