さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅のレビュー・感想・評価
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ほとんど覚えていない
劇場まで足を運んだのに、何の印象もありません。
ただ、ターミナルのホームでのメーテルとの再会のシーンは、音楽も含めて素晴らしい出来だったと思います。
今なら許せるけど、当時は江守徹さんが声優に参加みたいな話題作りが、あざとくて、とても嫌だった記憶があります。
2013.3.16
還らざる刻の物語
永遠…。始まりもなければ、終わりもない世界。生年月日がある私達は、決して永遠ではない。永遠ではない私達が、何故、永遠を求めると思いますか?。
この楽しさが、永遠であればいいのに。この嬉しさが、永遠であればいいのに…。繰り返します。限りある命の私達は、限りない永遠を求めます。そのためには、躰の何処を機械化したらいい?。
青春に続きがあるのを、ご存知ですか。朱夏、白秋、玄冬と続きます。つまり青春は、それひとつで完結することはない。なのにヒトは、永遠の青春を求める。それが叶わぬと知りながら、時間を止めてしまいたいと願う。
そんな願いが、私と本作を結びつけているようです。ハーロックがそうであるように、メーテルもまた、始まりもなければ、終わりもない存在となり、いつか遠く刻の環が巡る処で、還らざる刻を胸に秘めた私の前に、現れることでしょう。永遠にね。
森山周一郎の声に導かれて、ここまできました。ただね、99番ホーム探すのに、苦労してますけど。
確かに、終わってしまえば、昔のことなんて、夢みたいなものです。ただその夢が、時として、今の私を大きく支配しているような気もします。皆様、どんな夢をご覧になりました?。この先、どんな夢をご覧になります?。次の停車駅は分かります?。車掌さん、呼んだ方がいい?。
それにしても、私の終着駅って、何処なんだろう?。
…そして、少年は大人になる…。
…そして、私は…。
【万感の思い】
「今、万感の思いを込めて汽笛が鳴る。今、万感の思いを込めて汽車が行く」
でも、この作品を改めて観て、やっぱり「999」は超えられなかったんだなと思う。
それに、自分が虐げられたからと言って、人類すべてに復讐をするなんてのは、ちょっとヒトラー的というか独裁者的で嫌な気がする。
たとえ、メーテルの母親だったとしてもだ。
黒騎士についても、もう少し、ハーロックやエメラルダスと袂を分かった経緯を説明した方が良いと思うし、哲郎と哲郎の母親を残してどうしていたのかも、哲郎が知る必要があったように思う。
映画の時間に制限があるので大変だと思うが、その方が、物語に深みが出たような気がする。
そうしないと、「999」の機械の身体vs人間という価値観も含めた戦いを超えることはおろか、並ぶことも難しいように思う。
それにしても、ハーロックと、アルカディアことトチロー、エメラルダスはとても強い。
これを今観る若い人には、最初から、このチームで攻めれば良かったのにという人が多くいるかもしれない。
ターミネーター並のオープニングだったんだなー。
ドルビーシネマが表現する黒が素晴らしい。老パルチザンと黒騎士ファウストに感情移入して観る本作もまた永遠の名作でした
スクリーンで観るのは41年ぶり、ドルビーシネマ版の映像は傷だらけのフィルム映像で見た当時の記憶を猛烈に刺激するもので、冒頭に凄惨な機械化人との戦いで既に感極まって泣いてしまいました。映画が始まる前に上映されるドルビーシネマの説明でも強調されている通り特に黒の表現が素晴らしくて作品の中でもそれが十二分に発揮されていて溜息が出ました。1981年公開の作品なので『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』公開の翌年、当然SWに影響されたカットが無数にあるし、ファウストと鉄郎はモロにベイダーとルーク。そんな影響を改めて確認するのも楽しいです。初めて観た時はほぼ鉄郎と同い年でしたが、そこから半世紀近い年月が経った今は老パルチザンや黒騎士ファウストの境地、特に再び地球を後にする鉄郎を乗せた999を見送る老パルチザンの言葉に胸が震えました。そしてメアリー・マクレガーの『SAYONARA』。今でも普段から聴いている名曲ですが本作のエンドロールとともに聴くこの曲は格別で胸がいっぱいになりました。
スターウォーズ風味の999
第一作の999はうまくまとまってたけど、やはり柳の下の二台目の列車と言う訳で、途中でタイトル通りさよならしたくなりました。ビジュアルや背景のデザインは前作から格段にアップしてスケール感がありますが、全体的に同時期に公開されたスターウォーズの影響が大きいみたいで、ド派手な銃撃戦や爆発シーンが多く殺伐とした感じです。その分、999の魅力である情緒的な所が無くなってしまったのが痛い所です。ファンの人には悪いけど、そもそも完結しているお話しに無理くりストーリーをこしらえた感じで、その分余計なキャラや無駄で間延びしたカットが多く、メーテルや黒騎士も何を考えているのか、ピンとこないので退屈します。一応、これで完結したようだけど、これなら第一作で打ち止めにしといた方がよかったような。
大人目線でもう一度
子供の頃にテレビで観たのだと思うけど記憶がうっすらとしかなく。
大人になって、ドルビーシネマで堪能してきました。
松本零士もりんたろう監督もほんとに素晴らしい!
こんな作品を作ってくれてありがとう。
スマホこそ出てこないけど、今も全く色褪せない世界観だ。
子供の頃は鉄郎が急にテレビ版に比べてイケメンになって変な感じがしていたけど、今見たらこれが良いのだ。
ちびっ子から少年に成長し、メーテルがエンドロールの曲でさよならI miss youと涙を流す程の、メーテルに釣り合う逞しく心優しい少年でないといけなかったのだ。
そしてキャプテンハーロックとクイーンエメラルダスの999へのパッシングがかっこよかったなー。
2人とも大人の余裕。族の総長と姉さんが高級車で現れてパッシングしたみたいな。
ミャウダー殴られてもいいパンチだったぜ!ってめちゃくちゃいいやつ。
友達のために泣くことは素敵な事だ。メタルメナも改心して鉄郎に泣いてもらえて人生を全うできたし。
血の通った人間として、限りある命を精一杯生きていこうと思う。
男子の通過儀礼・父親という乗り越えるべき壁
ウラノス・クロノス・ゼウスの物語を繙くまでもなく、古今東西、少年が大人の「男」になる為の通過儀礼として「父親殺し(もちろん比喩的な意味でだ)」が必要である事は語られてきた。
本作も、そんな物語の一つだ。
前作で「母」を乗り越え、そして今回は「父」を乗り越える。
そんなテーマを根底に据えつつ、表面には、多感な少年少女達の琴線に触れる数々のエピソードが配置されている。ジュブナイル作品のお手本のような秀作だ。
子供時代、1番強く印象に残ったのは、ヘビーメルダーの衛星ラーメタルにて、パルチザン達が杯を掲げて唄うシーンだ。
たとえ命を失うとしても、隷属には決して屈しないという鉄の意思。
希望を同胞に託し、誇り高く生きる不屈の精神。
熱い命の讃歌が深く心に沁みた。
これをお読み下さっている中にも「ララ ラーラーララララー」の文字を見れば、すぐにメロディが浮かぶ方々が多数おられよう。
そして、本作では「泣けた」
前作では特に涙を誘われるシーンは無かったのだが(ダイジェストの為、ストーリーはハナからわかりきっていたし)「さよなら」の方は見事にやられた。
冒頭、999に乗る決意をした鉄郎を命懸けで送ってくれるパルチザンの仲間。
鉄郎を「ワシらの倅」と呼んでくれた彼らも、間違いなく鉄郎の「親父」なのだ。リーダー格と思われる老戦士が危機一髪でポイントを切り替えてくれるシーンは堪らなく泣けた。
(車掌さんの敬礼も胸に沁みる)
そして最大の号泣シーンは、鉄郎がメタルメナに言い迫る名場面だ。
わかっていても、事前にあらすじがすっかり読めていても。
「友の為に流す涙」の価値に涙腺崩壊だ。
(しかし実を言うと、今回改めて視聴したらこのシーンでは泣かなかった。
前出のポイント切り替え&999地球脱出の方が遥かに泣けた。
己の年齢が上がった事による、感情移入対象の変化によるものであろうw)
そしてクライマックスでは、エメラルダス言うところの
「宇宙で1番悲しいもの」を私達は目撃せねばならない。
松本作品には、この「宇宙で1番〜〜」「この世で1番◯◯」というフレーズが多用される。原作にて羊皮紙のような巻物に書かれていたり、謎めいた女性キャラクターが口にすると、子供には不思議な説得力があったものだ。
しかし、エメラルダスに余計な追加設定が加わってしまった現在、羊皮紙がオーバーラップしない新規鑑賞者には、間延びして映るかもしれないな、と感じた。
(愚かな追加設定により、エメラルダスはすでに謎めいた女性ではない)
また、インターネットで簡単に情報が手に入る現代の子供達には、この手の「冒険から学ぶ哲学」のような表現は、もう響かないのかな?と少し気にかかった。
いずれにもせよ、前作と本作合わせて「映画・銀河鉄道999 二部作」は白眉の名作だったと思う。(もちろん、対象は小学生からせいぜいローティーンまでである。)
本当に、これで「終着駅」にして欲しかった。「SAYONARA」にして欲しかった・・・。
これ以降の999関連作品は、すべて蛇足であり、松本御大が自ら晩節を汚した感がしてならない。つくづく残念である。
引き続き
悠久の旅路…機械帝国全滅作戦
"銀河鉄道999(劇場版)" シリーズ第2作。
Amazon Prime Videoで鑑賞。
原作は未読、テレビシリーズも未見です。
前作で機械帝国は全滅した…はずだった!―と云う衝撃の導入から始まった本作。前回破壊した惑星メーテルは全貌の一部に過ぎず、実は首都が残っていただなんて、続編つくるための無理矢理な方便だなと思いましたが、前作で解明されていなかったことがいくつかあることに気づき、鉄郎が己が青春の終着駅を目指す旅にだんだん惹き込まれていきました。
おおまかなストーリーラインは前作とほぼ同じ。999での旅路の果てに強敵を倒し、旅の中で涙を流し恋を知り、ひとりの少年が大人の男へと成長していく…。青春との決別に、グッと来ないわけがない。男ならばなおさら…
黒騎士ファウストのビジュアル、なんとなくダース・ベイダーによく似ているなぁ~と思いながら観ていましたが、なんとびっくり!-否、予想通り、「I am your FATHER !」でしたねぇ…(笑)。悲しい決闘でした。江守徹のお声が渋いぜ…
CSで放送していたので書いてみた
オリジナルの方がよかった。
前作を越えた傑作
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