さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅のレビュー・感想・評価
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地球に帰還後、人間と機械人間の戦争が起こっていた。そして再び鉄郎が...
地球に帰還後、人間と機械人間の戦争が起こっていた。そして再び鉄郎が999に乗る。中盤までは良かったけど、終盤は展開がよくわからなかったな。ラストはスターウォーズの親子体験みたいになってたし。けど鉄郎は父親って理解してないようだし。けどおもしろく観れてしまうのが不思議。
最後まで松本零士の世界観が良かったです。
ミャウダー
2024年3月23日
映画 #さよなら銀河鉄道999-アンドロメダ終着駅- (1981年)鑑賞
地球に帰還し機械人間と戦う日々を送っていた鉄郎はメーテルからのメッセージを受け再び999号に乗り込むことに
スターウォーズとターミネーターを足したような設定になってました
ビジュアルだとメーテルが主人公
父親殺し
すっかり忘れてましたが、今作で登場する黒騎士ファウストは鉄郎の父という設定!その割にあっさりとしか描かれてないような気がしました。昨年、シリーズを見直したばかりでついつい連想してしまうのですが、「スター・ウォーズ」のルークとダース・ベイダーとの関係と似ているような気がしました。ギリシャ神話「オイディプース」の時代から繰り返しモチーフになってきた人間の根源的なテーマなのかもしれませんね。池田昌子さんの美しい声で流れる「鉄郎、999に乗りなさい」が永遠に頭の中でループしてしいます(苦笑)。
ストーリーにみる「スター・ウォーズ」との類似性!!
前作でまだ尚 解き明かされていなかった”黒騎士の登場”、”メーテルの出生の謎”、”車掌さんの正体”など物語の核となる部分が次々と解き明かされるという意味では、かの「スター・ウォーズ」と似て非なるものを感じたのだが・・・・・・・!!
どちらが先かなど野暮な事を言うつもりはなく、ヒット作のルーツとなるべきものは世界共通なのだなぁとある意味感心してしまった!!
特に黒騎士の件については「スター・ウォーズ」とそっくり(笑)!!
それでも全くぶれることなく作品に感情移入できるのは、「銀河鉄道999」のもつストーリーの奥深さ故と言うべきか・・・・・・・!!
少年から大人への旅立ちの叙事詩、日本が誇るアニメの素晴らしさの原点がここにある!!
青春の幻影
前作はセンセーショナルな作品だった。
続編の本作品も世界観は変わらずでより映像は繊細で美しくなった。スケールの大きなストーリーには圧倒される。
だが前作の感動の大きさからは薄れた。
鉄郎の乗った999が地球から飛び立っていく場面は胸躍ったが意外にも当方としてはそこがマックスだった。
999は声優陣が素晴しいとつくづく思う。
それぞれキャラクターにぴたりと当てはまり、生き生きと個性を際立たせ、演技力は言うまでもない。
そして城達也のナレーションは作品を格調高く締めている。
生きとし生けるものの命の重さ、血脈という命の尊さ、仲間のために泣くこと、助け合うこと。いつまでも子どもではいられないこと。
10代の多感な時期に鉄郎から教えてもらったことは計り知れない。
1981年という時期を感じさせません
今回、BS12の放送で始めて全体を観ました。公開当時は予備校生でしたが、映画を見に行くような財力はなくて、観ていません。TVシリーズはもちろん親しんでいましたが…。
スター・ウォーズの影響を感じさせる点はいくつかありますが(女性のメッセージで召喚されるのもそうですね)、冒頭の「これはターミネーターでは?」と思った部分は、年代的にこちらが先行! オリジナリティ溢れる出だしです。
内容は盛りだくさんで消化しきれない印象がありますが、私が何より気に入ったのは、映像の美しさです。画質がきれいという話ではありません。例えば、雲の上を月光のもと走って行く蒸気機関車のシーンの美しさ! 最後の方でアンドロメダから脱出する場面も(りん・たろう的と言えばそうですが)見たことのない映像表現があって素晴らしいです。1981年のアニメとしては見事なのではないでしょうか。
切ない
「さよなら」は、決して迫りくる敵と戦う話ではない999の、前作で綺麗に終わった物語の後付けの話だ。無理やり感は今思うとかなりある。
でもそこに子供心にも残る人生哲学を満載したことで、本当に深みのある話になった。
地球のパルチザン、老パルチザン、ミャウダー、ハーロック、エメラルダス、ナレーションも、みんなセリフが深すぎる。
彼らの前ではメーテルでさえ子供に見える。(メーテルは一本筋の通ってない結構優柔不断、でもそこがいい)
でもなんか誰かが戦死するとかそういう悲しみじゃなく、恋人の別れみたいなもので本当に切ない思いを疑似体験したのは999(特に「さよなら」)が初めてだった気がするなあ。
やっぱりちょっとだけ少年を大人にしてくれた作品。
…そして 少年は大人になる
りん・たろう監督的には前作120%だったので「もういいでしょー!」だったらしいのですが、作って頂けて感謝多謝の一作。
映画縮尺になるとどうしても美味しいサブキャラ達(トチロー、アンタレス、クレア、地球のじいさん、ミヤウダ、メタルメナ等々)が薄味になっちゃうのは、前作同様脳内補完でご勘弁ですが、今作は黒騎士が風味濃い目だったのが何よりも好感触でした。まぁ、そりゃそうでしょ?って言われればそーなんですけどね(苦笑)。
それよりも何よりも今回の推しポイントは「りん・たろう監督エフェクト強め仕様」な所ですね(爆)。やー、満腹満足でございました。物語的にもユニバースの旨味を残しつつしっかり終わったので、綺麗な作品ではないでしょうか。勿論前作とのセットが前提ではありますけども。
完結で良かった
地球に帰還し再び機械人間と戦う日々を送っていた鉄郎は、メーテルからのメッセージを受け999号に乗り込んだ。最初の停車駅ラーメタル星でミャウダーという若者と出会った鉄郎は、メーテルが機械帝国の女王プロメシュームの跡を継いだという噂を聞いた。鉄郎はメーテルと再会を果たし、黒騎士との戦いや幽霊列車との遭遇を経て、999号は終着駅の惑星大アンドロメダにたどり着き・・・という話。
相変わらず他人の犠牲の上に成り立ってる無鉄砲な鉄郎だなぁ、という感想。
死んだはずのメーテルの母が生きてたのかなぁ?
いずれにせよ完結で良かった。
ほとんど覚えていない
劇場まで足を運んだのに、何の印象もありません。
ただ、ターミナルのホームでのメーテルとの再会のシーンは、音楽も含めて素晴らしい出来だったと思います。
今なら許せるけど、当時は江守徹さんが声優に参加みたいな話題作りが、あざとくて、とても嫌だった記憶があります。
2013.3.16
還らざる刻の物語
永遠…。始まりもなければ、終わりもない世界。生年月日がある私達は、決して永遠ではない。永遠ではない私達が、何故、永遠を求めると思いますか?。
この楽しさが、永遠であればいいのに。この嬉しさが、永遠であればいいのに…。繰り返します。限りある命の私達は、限りない永遠を求めます。そのためには、躰の何処を機械化したらいい?。
青春に続きがあるのを、ご存知ですか。朱夏、白秋、玄冬と続きます。つまり青春は、それひとつで完結することはない。なのにヒトは、永遠の青春を求める。それが叶わぬと知りながら、時間を止めてしまいたいと願う。
そんな願いが、私と本作を結びつけているようです。ハーロックがそうであるように、メーテルもまた、始まりもなければ、終わりもない存在となり、いつか遠く刻の環が巡る処で、還らざる刻を胸に秘めた私の前に、現れることでしょう。永遠にね。
森山周一郎の声に導かれて、ここまできました。ただね、99番ホーム探すのに、苦労してますけど。
確かに、終わってしまえば、昔のことなんて、夢みたいなものです。ただその夢が、時として、今の私を大きく支配しているような気もします。皆様、どんな夢をご覧になりました?。この先、どんな夢をご覧になります?。次の停車駅は分かります?。車掌さん、呼んだ方がいい?。
それにしても、私の終着駅って、何処なんだろう?。
…そして、少年は大人になる…。
…そして、私は…。
なくてもよかったかな
前作はよかったです。
今回は結局わけのわからないサイレンの魔女がプロメシュームをやっつけたんですよね。
その他にも何で?がいっぱいありました。
ちょっと残念です。
【万感の思い】
「今、万感の思いを込めて汽笛が鳴る。今、万感の思いを込めて汽車が行く」
でも、この作品を改めて観て、やっぱり「999」は超えられなかったんだなと思う。
それに、自分が虐げられたからと言って、人類すべてに復讐をするなんてのは、ちょっとヒトラー的というか独裁者的で嫌な気がする。
たとえ、メーテルの母親だったとしてもだ。
黒騎士についても、もう少し、ハーロックやエメラルダスと袂を分かった経緯を説明した方が良いと思うし、哲郎と哲郎の母親を残してどうしていたのかも、哲郎が知る必要があったように思う。
映画の時間に制限があるので大変だと思うが、その方が、物語に深みが出たような気がする。
そうしないと、「999」の機械の身体vs人間という価値観も含めた戦いを超えることはおろか、並ぶことも難しいように思う。
それにしても、ハーロックと、アルカディアことトチロー、エメラルダスはとても強い。
これを今観る若い人には、最初から、このチームで攻めれば良かったのにという人が多くいるかもしれない。
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