劇場公開日 2022年1月14日

銀河鉄道999のレビュー・感想・評価

全102件中、101~102件目を表示

5.0さらば少年の日

2011年7月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館、DVD/BD

泣ける

楽しい

興奮

遠い昔の映画かも知れませんが、大好きなので書きました。
この映画は、大好きで大好きで、私の中で何回観ても
また観たいと思える映画です。

少年の頃劇場で観た想い出、青年になりVHSビデオで見直した感覚、そしておっちゃんになり(笑)DVDで何度も観て蘇る過去の記憶、どれもが鉄郎と共に居たように思える。

この映画で特筆すべきはエンディングでしょう。
銀河鉄道ともメーテルとも別れる訳ですが
本当に別れを告げるのは、少年の日の自分自身。
その事を悟ったような哲郎の眼と、走り去る後ろ姿には、哀しみよりも
希望があるように思います。

そして忘れてならないのが、このシーンをより一層引き立てる
エンディング曲と、そこへ繋げるナレーション。
私の中では、台詞、間、声、全ての内容において、これ以上の
ナレーションは無いと思っています。
城達也氏。不世出のナレーターでしょう。

私は今のどんなアニメよりも、この時代の作品の方が、全てにおいて
質が良かったと信じています。
このような作品を作ってくれた方々に、感謝の気持ちで一杯です。
そして、もう一度このような作品に出逢いたいです。
無理かなぁ・・・。

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くろすけ

4.0名作には欠かせない名曲付き

2010年8月27日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」にインスパイヤされた松本零士のSF漫画を映画化。
不朽の名作といわれるだけに、確かにおもしろい。
少年が青年へと成長する様を見事に描ききっているし、当時は相当斬新だったに違いないコスモスケールな冒険活劇。
その世界観は今見ても色あせていないし、むしろ新鮮そのもの。
SFの持つキャパシティの高さを十二分に生かした構成に舌を巻く。

鉄郎とメーテルの不思議でちょっとアブナイ関係が、また面白い…。
サブキャラも個性豊かで、そこにもちょっとしたドラマ。
私のようにSFものに疎い人間には、入門書的な存在。
そして名作には欠かせない名曲付き!

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ikuradon
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