銀河鉄道999のレビュー・感想・評価
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ドルビーシネマで復活した不朽の名作
1979年の作品が、ドルビーシネマで復活。
ほとんどの人がシナリオを知っているはずなのに、これだけの観に来ている人たちが劇場にいるのが全て。
この作品を劇場で、ドルビーで鑑賞出来たのが幸せ。
点数は5点以外つけられない。
銀河鉄道999
僕が中学の時に映画上映が有りました。学生でお金も無くて就職してからLDで観ました。映画館で見てみたいです。
この次の映画、さよなら銀河鉄道999もオススメです。
ガンダムと同じくらいに人気有りました。
大人になって鑑賞してみると、、、
42年前の作品かぁと思い返せば私は小学生でした。
当時は映画館で観たくても、土日は満員続きで結局入れなくて、観る事が出来なかった。
その後、テレビ放送で観た。
テレビシリーズの主なエピソードをいくつか繋げて、終着駅というのがこの映画のお話し。
テレビシリーズを見ていて、いつ終着駅に着くのか、終着駅はどんな星なのか、想像をめちゃくちゃかき立てられたが忘れられない。
今になって鑑賞してみると、銀河鉄道999のエピソードは悲哀だらけで何一つハッピーエンドが無かったのかと気付かされる。
人生の悲哀
人の悲哀
家族の悲哀
いかにも昭和の雰囲気だ。
舞台となる時代は未来でも中身は昭和。
それが今見直してもすごくいい。
声優陣も最高。
メーテルの池田昌子さん。
これ以上ないキャスティングと改めて聞き入ってしまうし、鉄郎の野沢雅子さんのマルチぶりは畏れ入る。
車掌さんはスネ夫の肝付兼太さん。
墓守のシャドーはのび太の小原乃梨子さん。
ハーロックは石川五右衛門の井上真樹夫さん
挙げ出すとキリがないくらいの豪華さ。
いや〜楽しかった。
今、万感の想いを込めて・・・
初めて「映画のノベライズ」というものを買ったのが本作だ。
コバルト文庫の若桜木虔版だが、これがかなり秀逸だったように思う。
映画館に連れて行ってもらえず、クラス中が「映画999」の話題で盛り上がっている中、ついていけなかった記憶は忘れられないが、数年後にこの書籍を小遣いで買えた時は嬉しかったものだ。
映画を忠実に再現し、かつ、映画では駆け足のところの心理描写も丁寧に描いてくれている。
更には、映画ではわからない「エメラルダスとトチロー」の最も重要なストーリーまで載っていたので、本作鑑賞前に小説を読んで、かえって良かったかもしれない。何故エメラルダスまでが鉄郎を助けにきてくれるのか正当な理由付けに納得出来る。
(エメラルダスの独白で「私は久しぶりに自分が女であった事を思い出し」というのがありまして。その一文のみで「エメラルダスとトチローが結ばれた」という事が、わかる読者にだけはわかるようになっている。(子供向け小説だからね)小学生の自分には赤面モノのドキドキ感でありましたw)
という訳で、初めて本作を観た時は感動であった。まだ原作は完結していなかったから「アンドロメダにあるという機械の体をくれる星」を映像で見られる事には非常に価値があった。
しかも小説で先に感銘を受け、内容理解も充分出来てしまっていたから適正な評価ではないかもしれないが、当時の感動のまま星をつけたい。
(また、当時発売されていた巻数までの原作コミックスはすべて何度も、それこそ穴が開くほど繰り返し読んでいた。その下地がある上で「ダイジェスト版」としての本作を観ているので、これまた「映画のみに対する純粋な評価」では無い事も補足しておく。)
少年が、母親の庇護下から脱し、母親の幻影に淡い初恋にも似た想いを抱きながら成長し、やがて「幼き日の母親とは決別する」
メーテルは「少年の日々」の象徴であり、幻影。
だから、鉄郎が「男」になったならば、もう共にある事は出来ないのだ・・・。
今、万感の想いを込めて汽笛が鳴る。
今、万感の想いを込めて汽車が行く。
さらば、少年の日よ・・・。
小学生の自分には、来(きた)るべき、大人への通過儀礼を想い、しみじみとした感慨を覚えたものだ。
大切な事を999からたくさん教わった。
時代は変わっても、子供達に読み継いで欲しい作品だと思う。
※この映画が何故傑作との評価が高いか知りたい方は是非バリカタさんのレビューをお読み頂きたい。
「こうなの!こーゆー事なの!」という当時の「本来のターゲット層」の想いが伝わる熱きレビューです♪
懐かしい…
先週、迷宮物語を観たので
りんたろう氏繋がりで観ました。
この作品はとても思い出があります。
初めて男の子とデートし、
観た映画がこれでした。
当時、
小学6年生で新宿に、観に行きました。
マセガキですね
改めて観ると
42年前とは、思えないですね
明日はエターナルを観る予定です
青春
中学生の時に映画館に父親に連れて行って貰い、
帰りの電車では切なさでいっぱいの気持ちで帰った記憶がある。
ホントに大好きな映画で一体何回か見たことか。
最近突然999を見たくなって本日鑑賞。
正直思い出補正がかなりあって実際見てみるとだいぶ想像より
はてなマークが飛び交っちゃいましたが。
しかし40年も前に作られた映画、そして子供の頃大好きだった
この物語に子供の頃とは違った見方が出来て涙涙。。
松本零士の意味ありげなかっこいいセリフの回収がされないことも多いのが
難点ではあるが、名言も多く、
ハーロックの『負けると分かっていても戦わなくてはならない時がある、、、』などは
その筆頭だろうが、今回はトチローの母の
『でも、私には分かってるんだよ。あの子はもう二度と
生きて家に帰ってこないってね。それでも行くなとは
言えないんだよ。分かってるのにねぇ…。男の子
だもんねぇ、息子は…。』が素晴らしい。
これは子供の頃にはわからないと思うんだよね。
男の子の母、または自分が男で母親の言葉としてもグッときますよね。
死ぬ、生きる、そんな大袈裟でなくても男ってあまり実家を顧みないですし。。。
何といっても子供の頃に見た時に一番理解できなかったのは鉄郎とメーテルの別れ。
何で別れちゃうのか全く理解できませんでした。
しかし今回見てきっとメーテルは
母の機械帝国を倒すために多くの若者を犠牲にしあまつさえ鉄郎すら
ねじにして裏切る真似までしてしまう。
また、鉄郎の母の生き写しの姿は本当の姿ではない。
そうやって長い年月を生きてきたメーテルは喪服を着て歩くほどの
罪悪感でいっぱいなはず。本当は誰よりも優しく愛情深い彼女が
残りの人生を鉄郎と幸せに送るなど選択できるはずもない。。
ただひっそり寂しく懐かしい思い出に浸って生きるだけしかないんだとわかった。
メーテルは鉄郎よりずっと年上で母親としての愛情に近い愛を感じていたのかもしれない。
とにかく、ここで鉄郎との幸せな暮らしなど絶対に選ぶことなどできなかったのだと。
また、リューズの裏切りや伯爵への思いなども子供にはちょっと難しかったかもしれない。
機械の体になっても心のコントロールまでは上手くいかないのだなあ。。
変な編集も多くダイブ荒い感じでしたが
思いれ激しく★5つ😊
さらばメーテル…。さらば銀河鉄道999…。さらば少年の日よ! ’79年は名作アニメの宝石箱や〜。
松本零士の同名漫画をアニメ映画化。
金持ちは体を機械化し永遠の命を得、金の無いものは機械の体に憧れながら有限の命を生きる、星間移動技術の発達した未来を舞台に、母親を殺した機械伯爵への復讐の為、機械の体を手に入れようとする少年・星野鉄郎と謎の美女・メーテルが、銀河鉄道999に乗りタダで機械の体をくれるというアンドロメダ星雲の惑星を目指すというSFアニメ。
有名だけどこれまで観ていなかったアニメを観てみようのコーナー!
テレビアニメ版もあるのだが、そちらは100話を超える大作なので映画版を鑑賞。
テレビアニメ版との連続性は無く、物語を一から描き直している作品の為、本作から観ても何の問題も無いのは初心者に易しい。
主人公である鉄郎がやけにイケメンなのも、個人的には嬉しい変更点。
まだ原作もテレビアニメも連載途中での映画化であるにも拘らず、物語を完結させているのはなかなか凄い判断。
元々は長大な物語だが、それを2時間のランタイムに綺麗に纏め切ったりんたろう監督の手腕は見事!
テーマは「若さ」。それも過ぎ去った過去を想うという郷愁を含んだ「若さ」を扱った作品であり、明らかに子供に向けられた作品ではない。
場末の酒場でリューズの歌に涙する大人たち。ここなんかは完全に大人じゃないと理解できないシーンになっている。
本作が公開された’79年といえば、『機動戦士ガンダム』や『ルパン三世 Part2』が放送されている。
これまで子供のものだったアニメーションだが、1971年の『ルパン三世』を皮切りに大人でも楽しめるものが現れ始め、1974年の『宇宙戦艦ヤマト』を経て、ついに1979年、『ガンダム』と『新ルパン』そして『999』の登場により子供も大人も巻き込んだアニメブームは頂点に達することになる!
『999』と『カリオストロ』が公開されている年ですからね!まさにアニメの黄金期✨
鉄郎やメーテル、キャプテン・ハーロック、クイーン・エメラルダスなどのキャラクターの魅力は今更言うまでもない。
メーテルなんて、アニメ界最大の発明といっても良いだろうし、ラスボスであるプロメシュームなんて一度見たら忘れられないほどのインパクトがある。
その魅力は松本零士のキャラデザによるところが大きいが、実はキャラの魅力を引き立てている最大の要素は声優だと思う。
いや、声優陣が本当に完璧!
特に女性陣の艶っぽさといったら…🥰
メーテルの池田昌子さんを始め、クレアの麻上洋子さん、エメラルダスの田島令子さん、リューズの小原乃梨子さん、シャドーの藤田淑子さん、そしてプロメシュームの来宮良子さん!
よくぞここまで良い声の声優を集めたな!と言いたくなる完璧な布陣。凛としていて、それでいて艶やかで品があって…。今の主流であるアニメ声とか可愛い声の声優よりも、やっぱり自分はこう言う澄んだ声の声優が好きだなぁ❤️
勿論、でぇベテランの野沢雅子さんも最高ですよ!
キャラクターは最高!…なんだけど、それが足を引っ張っているところもある。というのも、キャプテン・ハーロックやクイーン・エメラルダスのキャラが強すぎて、主人公である鉄郎を食ってしまっている。
ハーロックもエメラルダスも、元は松本零士の他作品のキャラクター。それが『999』にも登場するのだから、ファンからすれば嬉しいだろうが、そうでない者からすると、脇役なのにキャラ立ちしすぎていてちょっと胃もたれをおこしてしまう…😅
特にトチローが命を落とすシーン。自分は『ハーロック』の原作を読んでいたのでついていけたが、そうでない人はポカーン…としてしまったんじゃなかろうか?
もう少しクロスオーバーは控えめにした方が良かったんじゃないかなぁ。ハーロックがミルクをオススメしてくれる所は大好きですが🥛
綺麗に纏まっているとは言え、やはり2時間に纏めたことによりダイジェストっぽくなってしまっているのは否めない。
特に惑星タイタンのメーテル誘拐事件は一体何だったのか?あれいる?
それと、説明に矛盾を感じるところもある。
鉄郎が譲り受けた「戦士の銃」。機械人間を倒せる唯一の武器だった筈だが、後半でアンタレスが普通に機械人間倒しちゃって、アレ?と思った。
メーテルの体が母親のものだった!と言う展開だけど、じゃあ時間城の壁に飾ってあったのは?
ちょっと物語に入り込むのにノイズとなる要素が多かったですねー。
冷静に考えると、鉄郎は自分の母親に恋愛感情を抱いていたのか…。結構ギリギリだな💦
とはいえ、惑星メーテル崩壊からクライマックスまでの展開は素晴らしい!息もつかせぬ怒涛の展開から、メーテルとの別れのシーンで綺麗に落とす。非常に美しかった。
「私はあなたの少年の日の心の中にいた、青春の幻影…。」アニメ史に残る名言ですなぁ。
ゴダイゴのエンディングテーマも素晴らしい!
なんか色々気になったこともあったけど、これだけで全部チャラ!
エモすぎでしょうこれは!
子供なら鉄郎の冒険に胸を躍らせるだろうし、大人なら自分だけの青春の幻影を思い出し胸を詰まらせるであろう良質なエンタメ作品。
40年の時が経っていても、その輝きは一切衰えていない。夜空に輝く綺羅星のような一本✨
男の旅路…愛と青春の銀河鉄道
"銀河鉄道999(劇場版)" シリーズ第1作。
Amazon Prime Videoで鑑賞。
原作は未読、テレビシリーズは未見です。
ありがちなテレビアニメの総集編映画なのかと思いきや、テレビシリーズでは描かれていない結末部分を先行公開したり、ストーリーやキャラデザインも映画用に新規に書き起こしているなど、結構手が加えられていることを知って驚きました。
初めて観たんですよねぇ、「銀河鉄道999」。
知識としてはメーテルを知ってるくらいでどんなストーリーか全く知らなかったんですけど、星野鉄郎の成長と恋にうるうるさせられ、大人が観てもグッと来るような深いメッセージ性もあって、良質なSF青春物語だなと思いました。
誰もが通る、大人への道…
男なら余計に共感出来る鉄郎の姿…
今、万感の想いをこめて、汽笛が鳴る…
[余談]
ナレーションがいい味出してるなぁ、と思いました。
これが噂の銀河鉄道なのか
題名は知っていたし、キャラクターも見かけたことがあった。主題歌は何回も聞いたことがあった。
でも、今までちゃんと観たことがなかった。
すごい。古い作品だから、映像は粗いけど、話は深い。登場人物、一人一人に物語がある。
このレベルの作品にはなかなか出会えない。
何度も観て、何度も味わうべき作品だと思った。
1979公開って考えるとすごい
999って独特の暗さがあって、単純に子供がとっつきやすいものではない、と個人的には思う。エピソードは悲しく淋しいものも多いし、色味も明るくはない。なのでアニメって、ほとんど見たことがないが、大人になって漫画全巻を読んでみたりはした。
で、これは原作をぎゅっとまとめて、さらにアレンジしたって感じでしょうか。やっぱり、いろんな特徴のある星々に停車して一話とする、あの感じのほうがはまる作品なんだろうな。
鉄郎がずんぐりむっくりではない。あと車掌もちょいスマート。
1979公開って考えるとすごいけど。。
美しいメーテル ✨・・・そうだったんですね 👀
ラストシーンに涙。
目的を達成する為、勇気ある少年鉄郎が美しい女性メーテルと共に宇宙を旅する壮大なストーリー。
惑星に到着する前に、惑星の名前が表記され、ナレーションで特徴が紹介されます。
エンドロールで、ゴダイゴの名曲と共に走る鉄郎の姿に勇気が貰えました。
メーテルがシャワーを浴びるシーンが 👀 ( ファンサービス ??)
BS - 12 を録画にて鑑賞
何となく覚えてました(;^ω^)
公開は小学生だったがTVでの再放送で観ていたんだと思います。
当時は美女=メーテルって思っていた時代だったしクレアが印象的だった。
名作ですね。
他の作品は観ているのか今度確認してみようかと
GALAXY EXPRESS
1978年はさらば宇宙戦艦ヤマト、1979年は999。
セル画プレゼントとか良かったな。
また映画館で観れるとは❗
良かった。
声優さん、ナレーターさん、レジェンドばかりですね。
零士ワールド‼️
小さな男の子が本作を観る年齢になるのが待ち遠しい
男の子がまだ少年の内に必ず観せてやらないといけないと改めて思いました
それは大人の義務なのだと思います
きっと勉強で学ぶことより大事な何かが、彼の心に刻み込まれる
そんな映画だと思います
まだ小さい彼も、いつか鉄郎のように旅立っていく、そんな男に育つ日が来るのでしょう
そうならないと困ります
彼が本作を観る年齢になるのが待ち遠しいです
ラストは、映画史の殿堂入り間違いなしの名シーンです。
機械化人間になるために銀河鉄道に乗り込む鉄郎とメーテルの物語。
人気TVアニメの総集編的映画になりますが、まったく違和感がありませんでした。
TV版はアクションもありましたが、鉄郎の人間性に影響を与える小さなドラマが積み上げられていました。そのエピソードの数々をばっさりと切ってしまい、冒険活劇に特化したことは映画としては大成功だったように思います。
鉄郎の年齢設定が10歳から15歳になったことも、「冒険活劇・銀河鉄道999」が成功した要因だと思います。
メーテルと別れるラストシーンは勿論、クレアとのシーンも秀逸で何回観ても涙腺を刺激されます。
ただ、当たり前ですが、人間ドラマを削ったことは物語の深みを損なっているのも事実です。特に「機械化人間になる」という鉄郎の夢は、母親の死が起因しているものですから、その放棄するにはエピソード不足を感じます。また、機械化母星を倒すっていうのも、機械化人間=悪の説明が不足していて、良く考えたら道理に合っていないように感じました。
そんなところを気が気になり、少しだけ私的評価を下げさせてもらいました。
ゴダイゴ
2020年6月6日
映画 #銀河鉄道999 (1979年)鑑賞
原作 #松本零士
監督 #りんたろう
母を殺された星野鉄郎は機械の体を無料でくれるアンドロメダ星行きの超特急列車“銀河鉄道”のパスをくれるメーテルと旅に出る。
トチロー、クイーン・エメラルダス、キャプテン・ハーロックと出会いあり
懐かしい!!
リアルタイムで観たことがない世代ですが…
なんとなくキャラクターの名前や設定、主題歌などは知っているだけの20代です。親はもろ世代でリアルタイムで観ていたのですが…
とても感動しました。映像も美しいですし、出てくるキャラクターがみんな素敵で魅力があり、今までどうして観なかったのだろうととても後悔しました。
特に女性のキャラクターは美しくてクールでとても憧れました。
これを機に松本零士さんの作品をもっと観ていこうと思いました。本当に素敵な作品です。
こんなに奥が深かったんだ
って大人になって改めてわかった。
メーテルに真実を言われぬままたどり着いた星メーテルで、純粋な心の哲郎が彼女を叩く。
少年と青年の間での揺れ動く彼の気持ちによって、自分の心にも痛みを感じた。
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