劇場公開日 1982年9月18日

疑惑のレビュー・感想・評価

全37件中、21~37件目を表示

3.0鹿賀丈史の演じるお調子者のチンピラが良い味を出し、

2021年11月24日
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鑑賞方法:VOD

作品に緊張と緩和を与えている。

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くそさいと

5.0野村芳太郎監督の実力がいかんなく発揮された傑作中の傑作です 私達観客は、もうただただ圧倒的な映画体験に感激するしかないのです

2021年7月31日
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鑑賞方法:VOD

2021年の夏、もの凄い猛暑
もう集中力が持続しない
そんな今年の夏でも本作なら大丈夫
少し観始めたなら、あっという間にラストシーンにまで連れて行ってくれます

それ程面白い映画です
いくら暑くても集中力は途切れる心配はありません

まず松本清張の原作を新聞記者を主人公からはずして、被疑者鬼塚球磨子と弁護士佐原律子の対立構造にしたところがさすが!
しかも、佐原律子は後妻に敗れる二重構造も見事

桃井かおりと岩下志麻の配役が、何よりも本作を成功に導いています
この二人でなければこれほどの成功は有り得ないでしょう!

桃井かおり31歳、岩下志麻41歳
本当に惚れ惚れするような配役です
野村芳太郎監督の実力がいかんなく発揮された傑作中の傑作です

エピローグのラウンジのシーンは、恐らく富山の繁華街総曲輪の店と思われます

金沢の兼六園と覚しきところで後妻の咲江に夫だけでなく、娘までもとられて女としては完膚なきまでに敗北した律子
そして裁判に完全勝利した球磨子
彼女は女を武器にさらに戦い勝利すると敗者に向かって宣言し、律子の白いスーツに赤ワインを注ぎかけるのです

もう目の覚めるような永遠の名シーンです
日本映画のレジェンドと言っても良いシーンでしょう!

そして富山駅の特急加越のラストシーン
米原で新幹線に乗り換えて東京に戻るのでしょう

今は北陸新幹線でそれこそ腰を抜かすほど東京とは近くなりましたが、それまでは丹波哲郎の演じる岡村弁護士が飛行機で富山入りしたように本当に遠い遠い北国でした

球磨子を認めて好奇の視線を送るホームの人々
発車した車内でザマーと薄ら笑いを浮かべる球磨子、そしてエンドマーク

私達観客は、もうただただ圧倒的な映画体験に感激するしかないのです

柄本明が演じる新聞記者の秋山が、証人役の鹿賀丈史を案内した旅館は加賀屋でした

能登半島の先の和倉温泉の超有名旅館です
プロが選ぶ旅館の日本一を1977年から36年も連続受賞した旅館として海外にまで有名な所です
近年は海外の某国人ばかりとのことで評判を落としたと噂を聴きましたが、コロナ禍が収まったならぜひ一度は泊まりたい憧れの宿です

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あき240

5.0これは名作

2020年11月28日
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目の前に見えている景色が、時間が立つに連れてどんどん変化していき、最後の最後に前半で仕掛けられた伏線を見事に回収して驚かされる。

そして人間、いや女としてのそれぞれの生き様を見せつけられる桃井かおりと岩下志麻の演技力に感嘆した。

これは名作中の名作★

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レイは!?★

4.0主役の桃井かおりと、助演の岩下志麻の演技が上手で面白かった

2020年10月9日
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鑑賞方法:DVD/BD
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KEO

4.0桃井かおりさんと岩下志麻さんの演技に圧倒されました

2020年5月24日
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鑑賞方法:VOD

興奮

Amazon Primeで視聴。
桃井かおりさんの演技が凄い。演技なのか、素なのかが分からない程だ。岩下志麻さんも凄い。最後の2人の掛け合いはカッコいいし、この物語の全てを表している。
2人が名女優と呼ばれる理由がよく分かります。
松本清張の映画の独特な緊張感。ゾクゾクします。

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_munakata

4.0岩下志麻さん、とても綺麗。

2020年3月8日
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鑑賞方法:DVD/BD

素敵な女性。
初めて思った。

桃井かおりもすごいね、演技

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昔から映画好き

4.0日本を代表する女優のシバきあい

2019年10月27日
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鑑賞方法:VOD

死んだ亭主(仲谷昇)には申し訳ないが、ありゃ殺されても文句言えねぇ〜みたいな作品。ワインのぶっかけ合いにこの作品の殆どの価値がある。

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さすまー

4.0桃井かおりのふてぶてしさ炸裂‼️

2019年10月15日
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鑑賞方法:VOD

知的

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akkie246

3.0法廷心理劇

2019年9月5日
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鑑賞方法:映画館

 被疑者及び弁護士と検察の争いではなく、被疑者・桃井かおりvs弁護士・岩下志麻との対決という構図の法廷心理劇だった。

 悪女が活躍していた時代。女が男を操ってなんぼの時代だったのだと思います。過去を引きずってどことなく陰があるが、ぶちきれる性格の桃井かおり。そして、演技は極妻と変わらないほど冷たい表情の岩下志麻。前科4犯というだけで犯人扱いされ、遺族、マスコミ、警察全てを敵に回しているので、顧問弁護士だって辞任してしまう始末。そんな中、国選弁護人として岩下志麻が接見する・・・

 ストーリーの構成も桃井かおりが白か黒かをはっきりさせるだけの単純なものであるのに、どこかに嘘がある被疑者や証人たち。神聖な法廷であるにも拘わらず、ふてぶてしい態度や野次や恫喝で証言を中断させたりする面白さ。拘置所で六法全書を読み漁って法律知識を身につけたはずなのに、腹が立つと見境がつかなくなる役は桃井のキャラにぴたりとはまっていました。

 テレビ放映されたときに見てるのに、スクリーンで改めて観ると地元のロケ地ばかりに目が行ってしまいました。中心は富山県ですが、石川県も千里浜、和倉の加賀屋(『ゼロの焦点』のときからは建て替えられて綺麗になっていた)、兼六園等々のロケがあったようで、舞台は富山と石川の往復が激しかったです。昨年の『8月のクリスマス』では高岡と金沢がまるでご近所のように扱われていましたが、この映画では富山・石川がとても近くのようでした。岩下志麻が事故を起こしそうになったのは南新保の交差点。空き缶は車の足元に置かないようにしなければいけません・・・一度怖い経験しましたよ・・・

 コミカルな部分もあるし、キャラクターのユニークさ、本当はどっちなんだ?と推理する面白さによって、『ゼロの焦点』のような北陸の暗さは全く感じられません。だけど、田舎ということを強調してたような・・・「富山は田舎じゃない!」という台詞が頭から離れません・・・

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kossy

4.0鬼塚球磨子といういかにもな名前が先ずは凄い。

2019年6月19日
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鬼塚球磨子といういかにもな名前が先ずは凄い。

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もーさん

5.0良い。上品。

2019年5月26日
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ビックリした。
古い映画ってあんまり観ないけど、素敵でした。
よかった。
この作品、すごく良い。すごく良い。
表現力ゼロだけど、

スマホのない時代に生きたかった。
令和を生き抜くけど....
昭和はいい時代だっただね。

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nata

1.5桃井かおり

2019年5月1日
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鑑賞方法:VOD

桃井かおりにしかできない演技は秀逸。岩下志麻も良い味を出していた。ただ、ややストーリーが単調なことが難点。最初から無罪になると思っていたよ。

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まこべえ

4.0豪華女優の競演

2018年11月3日
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鑑賞方法:VOD

桃井かおりと岩下志麻という贅沢なキャストに松本清張の原作。面白くないわけがない!

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MA2030

3.5桃井かおりワールド

2017年9月16日
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怖い

どうしようもない人間のクズだが
法には抵触していない(だろう)人の弁護を描いた法廷物。

クズを演じる桃井かおりが独特すぎて、
良くも悪くもそこに引き込まれるかどうかだと思う。

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もりり

5.0オカマのバイブル

2017年3月4日
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鑑賞方法:VOD

なんだっけ。いつだっけ。
どこかのオカマがバイブルだって
言ってたのよね、この映画。
オカマとして、1回観とくべきだと
思ったの。

終始桃井かおりの演技に惹き込まれる。
桃井かおりが輝きすぎてる。
さすがね、SK-II。
この頃の桃井かおりは、
今の二階堂ふみとなんだかリンクする。

まあ、いっぺんオカマは
見なさい。

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タテスジコ

4.0タイトルなし(ネタバレ)

2017年2月23日
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時村博士

5.0性悪女対氷の女

2012年11月18日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

知的

先日2時間のスペシャルドラマとしても放送されたが、やはりこの1982年の野村芳太郎監督作は素晴らしい。
数ある松本清張映画でも傑作の一つ。

ミステリーとしても法廷映画としても醍醐味たっぷりで見応えあるが、2人の女性の対比が興味深い。
桃井かおり演じる被告・球磨子と岩下志麻演じる弁護士・律子。
球磨子は高飛車・高慢で保険金殺人の容疑者で、今の言葉で言うといわゆるビッチ。
律子は弁護士として社会的地位も名声もある、いわゆるエリート。
裁判が終わり、2人の明暗も分かれる。
球磨子は自由になり、律子は子供と離れ離れになる。
手に入れた女と失った女。
裁判時は感情を抑え、弁護する者される者の関係だったが、本当はお互い生理的に大嫌いな女。
2人が対等な女同士として対峙するラストシーンからその関係がピリピリ伝わる。

女同士の愛憎渦巻き、プライドが火花を散らす。

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