劇場公開日 1962年4月8日

「吉永小百合さんはぷっくりとして可愛い」キューポラのある街 ねこたまさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0吉永小百合さんはぷっくりとして可愛い

2025年3月30日
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鑑賞方法:映画館

昔、オールナイトの1本として観たのだけれど、途中で熟睡してしまって、気がついたらエンディングだった記憶がある。
今日観て、跨線橋を姉弟で走るラストシーンだけは覚えていました。

戦後の産業転換、戦後不況、朝鮮への帰国運動、朝鮮人差別、貧困、治安悪化、教育費用など、色々な社会問題が盛り込まれている社会派映画。

見処は、老職人の父親を演じる東野英次郎さんの駄目っぷり。本当に上手い。
在日朝鮮人の日本人妻を演じる菅井きんさんも善き。

主役の吉永小百合さんは、ぷっくりとして可愛い。
素朴な演技は今の吉永さんよりも良いのではないでしょうか。

日本の戦後復興と高度成長って、本当にすごかったのだなー、と思う。

ねこたま
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