「和製特撮ホラーのカルト的大傑作!」吸血鬼ゴケミドロ しゅうへい(syu32)さんの映画レビュー(感想・評価)
和製特撮ホラーのカルト的大傑作!
Blu-rayで鑑賞。
いやぁもう怖いったら無い。
どうしようも無く怖い。
ああマジで怖いよぉ…(泣)
――
謎の光輝く飛行物体と遭遇し墜落した小型旅客機。辛くも生き残ったパイロットや乗客たちが体験する悪夢を描いた特撮ホラーの名作。クエンティン・タランティーノ監督が本作のファンなのは有名なお話。
宇宙生物ゴケミドロが人間に憑依し、逃げ場の無い生還者たちに襲い掛かって来ました。文字通りねっとりと…。
憑依の仕方がトラウマものなのよ…。額がパックリ割れて、その中にアメーバ状のゴケミドロが入り込む…ウゲェ…。その様子が精巧な頭部の造形物も相まってめっちゃリアル。夢に出て来そうなインパクトがありました。
ゴケミドロが憑依した人間は吸血鬼に変身…。殺された人間が吸血鬼になって生き返らないのがせめてもの救いかも…。ゴケミドロは地球を侵略するために遥か彼方の惑星からやって来たのでした。侵略宣言がこれまた怖い…。“ゴケミドロ”というネーミングからしておぞましい…。
得体の知れない不気味さが全編に充満しておりました。額の割れた人間が音も無く忍び寄って来るのですから、その恐怖たるや尋常じゃありません。おどろおどろしさ満点。ある意味日本らしい怪談なのかもしれませんなぁ…。
成す術も無く、次々に人々が犠牲となっていきました。巻き起こる思わぬ惨劇に人間のエゴと狂気が爆発し、緊迫した人間ドラマが展開されていきました。これぞホラーの真骨頂。人間ドラマ描写に長けた松竹映画の底力を感じました。
終わりの見えない絶望の先に待っていた仰天のラストに慄きました。なんと救いの無い物語なのでしょう!(戦慄)
【余談】
「仁義なき戦い」シリーズの山守組長役で私のお気に入りになった金子信雄が、本作でもイキイキと嫌な奴を演じてくれておりました。最高かよ!(笑)
地蔵菩薩🙏さんへ。
コメントありがとうございます。
「直撃!地獄拳」と「江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間」の二本立てとは…カオス!(笑)
よくその時間を耐え抜かれましたねぇ…。さすがです(笑) 僕だったら憤死確実ですわ…(*_*)
syu32氏😨
ゴケミドロって(怖)😱君ぃ~って思ったら、syu32氏の私的特撮映画ベストに入ってるし(笑)、他は誰もレビューしてないよねぇ~?と思ったら6名、さらにうち3名は、相互フォローのお取り引き先様(笑)…相類は良友を呼びますね…代表してsyu32氏にコメント致します🙇
昔話ばっかですが、大学の頃、6チャンで平日毎朝、9時半~11時迄、邦画劇場やってて、その枠で観ました😰…子供の頃に、本作が怖くて、連れていかれるの拒否った記憶あり…
タラちゃんは「キルビル」で、本作冒頭の飛行機シーンのバックに映る赤オレンジ色の空を真似た…とパンフレットに書いてました😅
山森の金子さん(笑)、今思えば、フリーだったから、各映画会社出まくりだったんすね…黒澤に深作にゴケミドロって(笑)…元祖嫌な役バイプレイヤーって感じ😄
飛行機遭難モノで、「飛べ!フェニックス」っての思い出しましたわ、嫌な性格の奴いっぱい出てる映画(笑)…アッテンボロー氏とクリューガー将軍、あそこで出会ってたのかな?🐦
本作には、キャシー・ホーランって人出てますが、たった数年間に…「緯度0大作戦 」「ガンマー第3号/宇宙大作戦」「昆虫大戦争」「宇宙大怪獣ギララ」「河童の三平/妖怪大作戦」 「バンパイヤ」「快獣ブースカ」「怪奇大作戦」 に出演…って凄っ😲、で引退後にCAになったって飛行機つながり✈
主演の吉田さんですが、下の名前が同じ、石井輝男監督の「キング・オブ・カルト石井特集」に世紀末99年、千日前の千日会館で、千葉さんの「直撃!地獄拳」と「恐怖!奇形人間」の2本立て😨…ドPUNK女に連行され観ました😰オモロ半分ゲロゲロ半分… 奇形人間はカルトで有名とかで、もう劇場で観れないとか何とか…で、主演が吉田輝男さん(笑)…ゴケミドロと奇形人間ってねえ…文字打ってるだけで気が滅入りました😰
長々ゴメンね🙇連想させるゴケミが悪いのよ😅