劇場公開日 1997年12月27日

「世界水準のサイコスリラーなのは間違いない」CURE あき240さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0世界水準のサイコスリラーなのは間違いない

2019年11月9日
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これは怖い、そして引き込まれる
世界水準のサイコスリラーなのは間違いない

序盤こそグロいシーンをチラ見せするが、中盤を越えるにしたがって一切見せない
それ故に怖い
終盤に近づくと、もはや現実なのか、妄想なのか、妄想ならそれは誰のものか
全てあやふやになっている
意識下の知らないこと
現実と思っている薄皮の下にある妄想が現実かも知れない怖さ
時系列すら怪しくなってくる
見事な演出だ

そしてそれを破綻させる事なく、最後まで目をそらさせない見事な演技
役所広司が首吊りを発見して声を出さない絶叫のシーン
萩原聖人の不気味な存在感は特筆すべきものだ

エンドロールの何か見えない、いや見えているのに見えない何か
本作のテーマそのものかも知れない

あき240