投げたダイスが明日を呼ぶ

劇場公開日

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解説

「黒い海峡」の甲斐久尊がシナリオを執筆し「さすらいの賭博師」の牛原陽一が監督したギャンブラー・シリーズ第四作目。撮影もコンビの岩佐一泉。

1965年製作/86分/日本
配給:日活

ストーリー

ギャンブラー氷室は、ある日神戸の場末にある賭博場に流れ着いた。折しも賭場では素人賭博師・中島昭彦が、片岡興業工藤の仕かけたいかさまダイスにひっかかって窮地に追いこまれていた。見かねた氷室は昭彦に代って工藤とサシで勝負を挑んだ。氷室の腕はさえた。またたく間に二千万円という大金をうばわれた工藤は帰途氷室を狙撃した。が、銃弾はそれ、昭彦が身代りになって死んでいった。昭彦の死を悼んだ氷室は、翌日昭彦の遺骨を抱いて、昭彦の実家四国へ渡った。昭彦の家は中島花園にあり、父親平次郎は一人娘友子と平和な生活を営んでいた。しかし、そんな平次郎にも大さな悩みがあった。この町を取り仕切る暴力団、島野興業が、この土地一帯の住民を暴力で立退かせ、そのあとにいかがわしいホテルを建てようというのだ。平次郎のところにも死んだ昭彦の借金を理由に毎日のように立退きを強制にきた。これを知った氷室は、神戸から仲間の龍と哲を呼びよせ平次郎を助けて中島花園を守ろうと決意した。一方賭場を荒され大金を持ち去られた片岡興業も氷室を追ってこの町に来ていた。一計を案じた氷室は、二千万円で中島公園を一時的に買いとり、権利書を持って中島花園を出た。平次郎や友子を争いから遠ざけるためであった。が、ある日平次郎は島野の配下田島のトラックにはねられて死んだ。一方氷室も島野らに捕まり彼等の別荘へ連行された。そこには友子も監禁されていた。そんな氷室に島野興業の会長宗藤は中島花園の権利書と友子の命を賭けて、ダイスを振ろうといい出した。勝負は一回、氷室はなぜかこの勝負に負けた。勝っては事がこじれると察した氷室の巧みな芝居であった。すきを見た氷室は先に友子を逃し、後を友子の急報でかけつけた警察の手にまかせ、氷室は単身復讐にやってきた片岡興業を迎えうった。氷室の手練の地獄射ちはさえ、片岡興業も全滅した。別れを惜しむ友子を後に、氷室はまた一人旅に出ていった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

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