「大作邦画」キネマの天地 ウルスアベイユさんの映画レビュー(感想・評価)
大作邦画
当時、東映なら「柳生一族の陰謀」、東宝なら「八甲田山」、松竹なら山田洋次監督のこうした作品。
隅から隅までオールスターキャスト、観たことあるキャストばかり。こうした作品を各社が専属の系列映画館で4週間くらいの興行。俗に言う単館映画は極々稀にある程度。こうした時代が日本映画をダメにしたという人もいますが、必ずしもそうとも言えないと思います。観ていて面白いですし、楽しいですよね。
「キネマの天地」久しぶりに見ました。ラストは泣けてきました。映画はいいですよね。
今回一緒にレンタルしたのが、森田芳光監督の「それから」でした。あちらも大傑作ですし、藤谷美和子さんがいたからこその完成度の作品だと思います。
最初、小春は彼女だったんですよね。有森さんが悪いというわけではないんですが、もし彼女が降板しなかったら、どんな「キネマの天地」になったのかと考えてしまいます。
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