機動警察パトレイバー the Movieのレビュー・感想・評価
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4DXとの相性、抜群!
名作と4DXとの相性は、バツグン♥
パトレイバーは、最高のストーリー・監督が相なす見応えたっぷりで最高でした。野明のアルフォンス(イングラム)への愛情・遊馬と後藤隊長らによる容疑者の謎にせまるリアルな謎解きなど今みても、古さを感じさせません。
あっ軽い人びとが大活躍! SF映画史上に残る大傑作!
1988年より開始したメディアミックス作品、『機動警察パトレイバー』シリーズの劇場用アニメーション第1作。
突如として頻発するようになったレイバー暴走事件に、警視庁特車二課第二小隊のメンバーが立ち向かう。
監督は『うる星やつら』シリーズや『天使のたまご』の日本アニメーション界の巨匠、押井守。
『パトレイバー』シリーズですが、漫画版は既読済み。アニメーションも劇場版を含めほぼ全て鑑賞済み。実写版だけは全くの未見。
熱狂的ではないですが、まずまずのレイバーファンのレビューになります。
あくまで私見ですが、チームものとしても、お仕事ものとしても、近未来を描いたSFものとしても、ロボットものとしても、『パトレイバー』以上のコンテンツはほとんどないと思っています。
キャラクターはみんな最高!時代設定も秀逸!舞台設定も完璧!
何故近年新作が作られないのか不思議でしょうがない(実写版はあったけど…)。
『ガンダム』や『エヴァ』以上に魅力的なコンテンツだと個人的には思っています。
そんな思い入れのあるシリーズの劇場版第1作な訳ですが、久しぶりに見返してみて驚きました。
いや、面白すぎる❗️
80年代のアニメーションとは到底思えない圧倒的なリアリティを持った映像のカッコよさ。
コンピュータウィルスを物語の核に置く先見性。
鳥肌の立つような恐ろしいサスペンスと、お馴染みのキャラクターが織りなすコメディのバランスの完璧さ。
都市再開発に伴い消えていく、昭和の街並みに対するノスタルジア。
何から何まで最高すぎる。
シナリオには全く欠点が見られない、完璧な完成度。
最大の悪役が既に故人であるということの異様さが、映画全体の緊張感を引き立てています。
本当に最初から最後まで物語をかき回し続ける。
どう足掻いても彼の思惑通りに進むという展開には舌を巻きます。
最高のSF映画であることは疑いようがない。
クライマックスがちょっと薄味だったことが残念といえば残念なのだが、頭からお尻までつまらない時が無い。
あまり知名度が高く無いのが本当に残念。みんな観てくれ〜!
今なお色褪せぬ「先見の明」が光る
"機動警察パトレイバー(映画)" シリーズ第1作。
DVDで4回目の鑑賞(劇場公開版)。
OVAは未見。
本作がきっかけで「機動警察パトレイバー」と云うシリーズを知った。元元、刑事ドラマや警察小説が好きだったので、アニメでもこの手のジャンルの作品があるのかと驚いた。
レイバーが存在していること以外、現実に則した世界観と設定が構築されているところがとてもリアルだし、警察官たちの日常を描くところに主眼が置かれているのが斬新で面白い。
コンピュータ・ウイルスを使ったテロ事件を題材にし、情報化社会の脆弱性について警鐘を鳴らすストーリーは、製作された年代を考えると時代を先取りしていて驚かされる。
今観ても色褪せることの無いテーマ性であるし、人工知能などの技術が発達してだんだん「未来」では無くなりつつある今こそ、観る価値を持っている作品ではないだろうか。
帆場暎一の犯罪を紐解いていくミステリであると同時に、特車二課のはみだし隊員たちが繰り広げる活劇でもあり、後の劇場版よりもエンターテインメントに振り切った作風が爽快だ。
帆場の仕掛けたテロ計画の巧妙さは意表を突くものであり、物語を盛り上げる。クライマックスの「方舟」でのバトル・アクションはとても迫力があり、手に汗握り見入ってしまった。
[余談]
「踊る大捜査線」シリーズの本広克行監督はパトレイバーの大ファンだそうだ。演出の参考にしているらしく、言われてみれば湾岸署の面面にヒーローはいないし、作劇にも似通った点がチラホラ見受けられる。その際たるものは「交渉人真下正義」だろう。犯人の正体の見えなさ加減がそっくりだなと思った。
[以降の鑑賞記録]
2021/02/14:DVD(サウンドリニューアル版)
2024/09/27:DVD(劇場公開版)
※リライト(2021/02/14)
※修正(2024/09/27)
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