「キレ過ぎるカタナは…不要な畏れを買う。」機動警察パトレイバー the Movie デブータさんの映画レビュー(感想・評価)
キレ過ぎるカタナは…不要な畏れを買う。
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一人の天才が遺した至高にして最低最悪の置き土産。
それに気付き、果敢に挑む特車二課の面々。
功を焦り、利権を貪る意地穢い連中のせいで、急ぎ過ぎた都市開発の弊害に割を食わされる下流民。
ボロい安アパートから見上げる高層ビル…さぞかし怨めしかったろう。
まるで…天国と地獄。
自らの天才性に絶対の自負を持ち、それが全くの過信にならない正確性。
故に、立案者たる自らの死をもってして計画は完遂し、計画通りに遂行されれば収拾が着かない程の恐ろしい事態を招き、仮に名も知らぬ誰かに計画を防がれても…失敗して尚、ある程度の損害を私利私欲に生きる連中に与えられる…
よく斬れる刀ほど鞘に収まっているもの…
収まれない程の執念や正義感…道は違えど、行き着く先が似ているってのが、切ない😢
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