「青春、人生」キッズ・リターン ココナッツさんの映画レビュー(感想・評価)
青春、人生
この作品は、若者の成功、失敗をテンポ良く描いた作品です。まず、どうしようもない不良少年2人組の内1人が、目標をもって、ボクシングに入るが、失敗して、ヤクザになり、もう1人が、ノリで、ボクシングを始めたが、才能が、あり、兄貴を超えてしまいそのままボクサーになってしまうという、皮肉な展開になりますが、これは、実際にあると思います。こういったことを得て、2人は、成功の道を歩みますが、世の中の厳しさ、自分への甘さに負けてしまい、失敗してしまいます。しかし、この映画の最後のセリフでも、あるようにまだ、終わりでは、なく、始まりなのです。人生とは、こういった失敗を通して、初めて、大人へとなる。こう言ったことを感じさせてくれました。また、これは、主人公2人だけに、視点をおいては、だめで、映画に出てくる脇役の若者達にも注目しておくと、ますます面白いとかんじさせてくれます。様々な若者の達の成功、失敗この先待ち構えて、いる人生そういったものを感じさせてくれます。今、わたしは、高校生です、こういった、人生のほろ苦さ、苦しみを味わうかもしれません。こういった面でも人生の予行練習として、見るのも面白いかもしれないと思いました。それにしても、寺島進さんと名前は、忘れたけど、親分役の俳優さんが、よかった。
どうでもいいことですが、安藤政信さんは、映画の撮影中に鼻が曲がってしまったらしく、落ち込んでいたところ北野武監督に励まされたらしいです。
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