劇場公開日 1996年7月27日

「このテーマで一本撮りきる北野武に痺れた」キッズ・リターン きねまっきいさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0このテーマで一本撮りきる北野武に痺れた

2020年12月19日
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青春映画の傑作と言おう。
未だ始まっていないと言わせつつ青春の終わりの始まりを確かに切り取る北野ベスト。
そこに高らかに響く切実なテーマ曲が、自らの手で青春を才能を握り潰して人生最良の時期を終わらせる愚を思い切り「肯定」する。
その北野の眼差しは優しい。
そこがいい。

きねまっきい