劇場公開日 1996年3月16日

岸和田少年愚連隊のレビュー・感想・評価

全14件を表示

2.5うんざりするほど暴力がいっぱい

2024年11月13日
PCから投稿
鑑賞方法:その他

暴力と言っても、棒切れで頭を思い切りどつくような、原始的な立ち回りで、ナイフとか、銃を使うような暴力ではありません。岸和田のごみごみした雰囲気と、若いころのナインティナインの雰囲気が妙にマッチした、不思議な映画でした。でも、はっきり言って、岡村が出る必要はなかったと思うし、逆に彼がいなかったらもっと映画の雰囲気も落ち着いたものになったと思いました。ブルーリボン新人賞もコンビで受賞するという、前例のないもの。話題性を狙ったとしか思えませんでした。

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うそつきかもめ

5.0世紀の大傑作だと思います。

2023年2月7日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

僕は何度も観なおせる映画を傑作だと思っています。
邦画であれば、「仁義なき戦い」、勝新最後の「座頭市」、小津監督作品群、黒澤作品群、「男はつらいよ」シリーズ、角川初代「犬神家の一族」、「残穢 住んではいけない部屋」、「ツィゴイネルワイゼン」、「女優霊」、「リング」、「呪怨」・・・そしてこの井筒監督の「岸和田少年愚連隊」です。
まあ主演のナイナイがいい味出していますね。この時の尖がった矢部浩之はサマになってます。岡村も良いし、石倉おとん・秋野おかん・松之助おじいも最高です((´∀`))ケラケラ、そして木下ほうかのサダや、兄ゴリラの山本太郎、それから小林稔侍のカオルちゃんは、その危ない雰囲気・迫力から、最も岸和田の故人モデルに近かったのではないかと思えるほどです(昔はこんな危ないオッサンいました!!)。お好み焼き屋のかしましオバちゃんにも吹き出してしまいました。
まあ本当に愛すべき登場人物たちが繰り広げる堂々たる庶民の映画です。大傑作間違いなし!!保証します✨✨✨

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黒黒

3.5何度観た事か。

2022年10月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

初めて観たのは確か高校3年の時、
観た翌日は自分もやんちゃになった気がして
気が大きくなったもんだ。

今観ると、なんか台詞がギクシャクして
気持ち悪いところもあったけど、
それでも懐かしさもあって面白かった。

主人公が最初と最後で何も成長してないというのは
青春物として逆に新しい気もしましたが、
当時の僕の親世代の頃の青春の生々しさが感じ
られて、何より生きる事の活力がみなぎってて
元気になれたのだけど、
あまり評価はよろしくないようで、
今からしたら引くのかな?
鉄板が入った学生カバンでど突くところとか、
ボロ屋の中の追いかけっことか、
カオルちゃんの電車止めとか最高なんだけどな。

ヤンチャで主人公はその場その場を生き生きとしてる
のだけど、何故か寂しくなるのは、
この登場人物たちの行く末が絶対明るくないから
なんだろうと思う。

こうはなっちゃいけないけど、
青春を目一杯楽しもうぜ!
って10代の僕は影響を受けたのだと思います。

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奥嶋ひろまさ

4.0最高👍

2022年6月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

泣ける

笑える

楽しい

やっぱ面白い👏
岸和田シリーズ、これが一番好き👍

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ヒックス伍長

1.5私は映画を見る目がないのかな、と自信を疑った作品。

2021年9月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

世間でそれなりの評価を獲得しており、ナインティナインのダブル主演ということで期待して観てみました。
ところがこれが退屈の何の。
見るべきところがまるでなく、退屈に退屈を重ねて、退屈なラストまで観終えました。
なので、私に映画を見る目がないのかな?
と、かなり自信を無くしてしまいました。
でも、本当に退屈だったんだもの。

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野球十兵衛、

5.0岸和田少年愚連隊のシリーズの中で1番面白い

2021年6月13日
PCから投稿

ナインティナインがブルーリボン賞を受賞した作品です
他にも多くの吉本の芸人が出演していて、また皆さん演技が面白い。議員になった人も出てました。

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エビフライ

3.0本作の主人公は岸和田の街自体だ 岸和田の街の凄さは活写出来ている

2020年6月18日
Androidアプリから投稿

だらだらと締まりの無い映画だった
つまらない時間だった

岸和田には個人的に一時期関わりがあった
春木駅前など懐かしい光景が沢山登場した

岸和田は大阪でも特殊な街だ
南海電車で初めて行く時は緊張したものだ

大阪府下で天守閣を持つ本格的な城構えを持つのは大阪城と岸和田城だけだ
あとは砦のような山城か出城のかすかな遺構に過ぎない

それは何故か?
岸和田は岸和田藩として独立していたからだ
だから現在に至るまでも、同じ大阪府といえど違う土地柄なのだ
裁判所の地方支部があるように、今も主要な政府機関の出先は一通り揃っている街だ

古い歴史のある城下町、紀伊街道の大きな宿場町、そして漁港
大昔は競馬場もあり、競輪場は春木駅前に今もある
開催日には、日雇い労働者が多いことで有名な西成区の新今宮からその客層が満員電車になって競輪場にやってくる
予想屋が駅前に今も立っているだろうか?

つまり、ヤクザやそれに近い人が多い、それもかなり多いということ
普通の人でもかなり気の荒い土地柄だということだ
全国的に有名なだんじり祭りがああなるのは、その土地柄がそうさせるのだ

言葉も特殊
岸和田弁は関西弁の範疇だが、ふつうの大阪弁ではない
泉州弁と総称されるが堺辺りの言葉でもない
もっと荒い、漁師言葉的な荒々しさが濃厚な言葉だ
柔らかい商人言葉である本当の大阪弁とは異質
田舎の河内弁の下品さをより荒々しくした言葉

本作ではかなり上手く岸和田弁をあやつっているが、かなりマイルドで大阪弁に近い
そもそも岸和田自体でも今はそうなってきているのだから仕方ない
昔はもっときつかった
小林稔侍は和歌山県出身であるため、和歌山弁に近い岸和田弁の特徴が良く出ていて、一番岸和田弁らしさが出ていた

カオルちゃんはデフォルメされているが、あのような言葉つかい、態度や仕草は、本当に岸和田ではあるあるパターンだ
個人的にあのような人を知っている
もちろん岸和田で真っ当な会社のお偉方している普通の人だ

本作の主人公は岸和田の街自体だ
岸和田の街の凄さは活写出来ている

しかしだらだらとしたドラマの羅列は閉口した
そこに星を一つオマケだ

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あき240

2.0『黒部の太陽』って

2019年7月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 報復の連鎖、暴力で相手をぶちのめせば必ず仕返しされる。もしかして、そういった社会問題をも扱うのかとも感じたけど、ナイナイの2人ではお笑いになってしまう。痛さがまったく伝わらないのだ。言いたいことが何も伝わってこない回顧主義の映画ともとれる。

 1975年の様子を描いているので、懐かしむにはいい材料を揃えていた。けど前半は中学生なんだということがわかると、そんなおっさんみたいな中学生おるわけないやろ!みたいに感じてしまった。

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kossy

3.0昔みた時よりも

2018年11月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

笑える

単純

改めて見ると、若かりし頃の芸人がゾロゾロと出演しており、時代がしのばれる。
ケンカに明け暮れる殺伐としたシーンも多く、何がしたいのか分からん阿呆な学生の姿に呆れもするが、画面に出ている人がこぞってお人好しでアホで(笑)

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うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)

3.5当時も今も面白い

2017年6月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

興奮

1996年なので20年以上前の映画だが今も色あせない面白さ。

原作のもつ荒っぽい魅力と、(当時の)若手芸人の勢いが、関西弁という共通言語でスイングしまくり!こういう企画はよく空回りしがちなんだけど、この映画は奇跡的な融合を見せてる。

喧嘩に明け暮れるしかない青春と、しょっぱい結末になることがわかっているやるせなさ。母親役の秋野暢子がさすがの存在感で映画の骨格がピシッとしてました。大河内奈々子の妙なエロさナイス。やべっちが格好良く見えるというマジックが見れる映画です。

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散歩男

4.0良い

2016年1月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波

若者のやりとりや町の雰囲気、暴力、全てにノスタルジーを感じる。
たしかにこういう空気が十代の時にはあった。
生きていくというエネルギーを思い出させてくれる秀作。

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たつや

4.5大河内奈々子かわいすぎる

2012年11月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 顔の薄い女の子の顔は好きなんだけど、薄ければいいというものではなく、薄い中にも良し悪しがあって、そのちょっと腫れぼったくて薄い顔の理想形がこの映画の大河内奈々子! そんな大河内奈々子とセックスをしている矢部が羨ましくて死にそうだ。

 塀に張りつけにされて、石をぶつけられるリンチなど非常に恐ろしい場面盛りだくさんだった。そんな中、矢部の父の石倉三郎がおじいちゃんと『野生の王国』を見ているダウナー感が非常に味わい深かった。

 サッカー部の先生の塩見三省が卒業式で暴れる場面はスタンハンセンみたいで血がたぎった。

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吉泉知彦