岸和田少年愚連隊のレビュー・感想・評価
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うんざりするほど暴力がいっぱい
暴力と言っても、棒切れで頭を思い切りどつくような、原始的な立ち回りで、ナイフとか、銃を使うような暴力ではありません。岸和田のごみごみした雰囲気と、若いころのナインティナインの雰囲気が妙にマッチした、不思議な映画でした。でも、はっきり言って、岡村が出る必要はなかったと思うし、逆に彼がいなかったらもっと映画の雰囲気も落ち着いたものになったと思いました。ブルーリボン新人賞もコンビで受賞するという、前例のないもの。話題性を狙ったとしか思えませんでした。
世紀の大傑作だと思います。
僕は何度も観なおせる映画を傑作だと思っています。
邦画であれば、「仁義なき戦い」、勝新最後の「座頭市」、小津監督作品群、黒澤作品群、「男はつらいよ」シリーズ、角川初代「犬神家の一族」、「残穢 住んではいけない部屋」、「ツィゴイネルワイゼン」、「女優霊」、「リング」、「呪怨」・・・そしてこの井筒監督の「岸和田少年愚連隊」です。
まあ主演のナイナイがいい味出していますね。この時の尖がった矢部浩之はサマになってます。岡村も良いし、石倉おとん・秋野おかん・松之助おじいも最高です((´∀`))ケラケラ、そして木下ほうかのサダや、兄ゴリラの山本太郎、それから小林稔侍のカオルちゃんは、その危ない雰囲気・迫力から、最も岸和田の故人モデルに近かったのではないかと思えるほどです(昔はこんな危ないオッサンいました!!)。お好み焼き屋のかしましオバちゃんにも吹き出してしまいました。
まあ本当に愛すべき登場人物たちが繰り広げる堂々たる庶民の映画です。大傑作間違いなし!!保証します✨✨✨
何度観た事か。
初めて観たのは確か高校3年の時、
観た翌日は自分もやんちゃになった気がして
気が大きくなったもんだ。
今観ると、なんか台詞がギクシャクして
気持ち悪いところもあったけど、
それでも懐かしさもあって面白かった。
主人公が最初と最後で何も成長してないというのは
青春物として逆に新しい気もしましたが、
当時の僕の親世代の頃の青春の生々しさが感じ
られて、何より生きる事の活力がみなぎってて
元気になれたのだけど、
あまり評価はよろしくないようで、
今からしたら引くのかな?
鉄板が入った学生カバンでど突くところとか、
ボロ屋の中の追いかけっことか、
カオルちゃんの電車止めとか最高なんだけどな。
ヤンチャで主人公はその場その場を生き生きとしてる
のだけど、何故か寂しくなるのは、
この登場人物たちの行く末が絶対明るくないから
なんだろうと思う。
こうはなっちゃいけないけど、
青春を目一杯楽しもうぜ!
って10代の僕は影響を受けたのだと思います。
私は映画を見る目がないのかな、と自信を疑った作品。
世間でそれなりの評価を獲得しており、ナインティナインのダブル主演ということで期待して観てみました。
ところがこれが退屈の何の。
見るべきところがまるでなく、退屈に退屈を重ねて、退屈なラストまで観終えました。
なので、私に映画を見る目がないのかな?
と、かなり自信を無くしてしまいました。
でも、本当に退屈だったんだもの。
本作の主人公は岸和田の街自体だ 岸和田の街の凄さは活写出来ている
だらだらと締まりの無い映画だった
つまらない時間だった
岸和田には個人的に一時期関わりがあった
春木駅前など懐かしい光景が沢山登場した
岸和田は大阪でも特殊な街だ
南海電車で初めて行く時は緊張したものだ
大阪府下で天守閣を持つ本格的な城構えを持つのは大阪城と岸和田城だけだ
あとは砦のような山城か出城のかすかな遺構に過ぎない
それは何故か?
岸和田は岸和田藩として独立していたからだ
だから現在に至るまでも、同じ大阪府といえど違う土地柄なのだ
裁判所の地方支部があるように、今も主要な政府機関の出先は一通り揃っている街だ
古い歴史のある城下町、紀伊街道の大きな宿場町、そして漁港
大昔は競馬場もあり、競輪場は春木駅前に今もある
開催日には、日雇い労働者が多いことで有名な西成区の新今宮からその客層が満員電車になって競輪場にやってくる
予想屋が駅前に今も立っているだろうか?
つまり、ヤクザやそれに近い人が多い、それもかなり多いということ
普通の人でもかなり気の荒い土地柄だということだ
全国的に有名なだんじり祭りがああなるのは、その土地柄がそうさせるのだ
言葉も特殊
岸和田弁は関西弁の範疇だが、ふつうの大阪弁ではない
泉州弁と総称されるが堺辺りの言葉でもない
もっと荒い、漁師言葉的な荒々しさが濃厚な言葉だ
柔らかい商人言葉である本当の大阪弁とは異質
田舎の河内弁の下品さをより荒々しくした言葉
本作ではかなり上手く岸和田弁をあやつっているが、かなりマイルドで大阪弁に近い
そもそも岸和田自体でも今はそうなってきているのだから仕方ない
昔はもっときつかった
小林稔侍は和歌山県出身であるため、和歌山弁に近い岸和田弁の特徴が良く出ていて、一番岸和田弁らしさが出ていた
カオルちゃんはデフォルメされているが、あのような言葉つかい、態度や仕草は、本当に岸和田ではあるあるパターンだ
個人的にあのような人を知っている
もちろん岸和田で真っ当な会社のお偉方している普通の人だ
本作の主人公は岸和田の街自体だ
岸和田の街の凄さは活写出来ている
しかしだらだらとしたドラマの羅列は閉口した
そこに星を一つオマケだ
『黒部の太陽』って
報復の連鎖、暴力で相手をぶちのめせば必ず仕返しされる。もしかして、そういった社会問題をも扱うのかとも感じたけど、ナイナイの2人ではお笑いになってしまう。痛さがまったく伝わらないのだ。言いたいことが何も伝わってこない回顧主義の映画ともとれる。
1975年の様子を描いているので、懐かしむにはいい材料を揃えていた。けど前半は中学生なんだということがわかると、そんなおっさんみたいな中学生おるわけないやろ!みたいに感じてしまった。
昔みた時よりも
改めて見ると、若かりし頃の芸人がゾロゾロと出演しており、時代がしのばれる。
ケンカに明け暮れる殺伐としたシーンも多く、何がしたいのか分からん阿呆な学生の姿に呆れもするが、画面に出ている人がこぞってお人好しでアホで(笑)
大河内奈々子かわいすぎる
顔の薄い女の子の顔は好きなんだけど、薄ければいいというものではなく、薄い中にも良し悪しがあって、そのちょっと腫れぼったくて薄い顔の理想形がこの映画の大河内奈々子! そんな大河内奈々子とセックスをしている矢部が羨ましくて死にそうだ。
塀に張りつけにされて、石をぶつけられるリンチなど非常に恐ろしい場面盛りだくさんだった。そんな中、矢部の父の石倉三郎がおじいちゃんと『野生の王国』を見ているダウナー感が非常に味わい深かった。
サッカー部の先生の塩見三省が卒業式で暴れる場面はスタンハンセンみたいで血がたぎった。
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