劇場公開日 1965年1月15日

「骨太だが、緩い戦後昭和」飢餓海峡 bluetom2000さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0骨太だが、緩い戦後昭和

2014年7月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

事件の骨格がしっかりしている。殺人事件が絡むのに、主な登場人物は厳しい生活を送っているのになぜか優しく人を思いやる。このアンバランスがこの作品の真骨頂と思う。
戦後の動乱期が舞台だが、警察もなんか緩くてスピード感や緊張感がない。特に、犯人をどうして逮捕せず、北海道行きを認めたのか疑問。予想される結末だったのに。
それにしても、青函連絡船はやっぱりドラマを作るね。数時間揺られて乗ったと知れると年がばれる。ラーメン美味かった。
前回2014.7.20

Bluetom2020