劇場公開日 1986年4月26日

「待ってたんだゾ」彼のオートバイ、彼女の島 散歩男さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5待ってたんだゾ

2020年4月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

86年角川。監督大林宣彦。原作片岡義男。
高い評価してるのは当時青春を送った世代のファンでしょう、では今見るとどうか?
予想通りかなーり痛い映画となっております。

イケメン俳優としての竹内力、原田貴和子、渡辺典子の俳優は良いとしても演出がほぼダサい。劇中歌もどれも80年代的で安定のダサさです。大林映画とはそういうものだ、と覚悟する必要があります。日本的ダサさを排除しようと書かれた小説と大林監督を組み合わせるのも無茶だねぇ角川サン。

温泉で原田貴和子が普通に裸で出てきたり(モノクロシーンだけど)、力が全裸でギター弾いたりの謎の裸族志向があったり。

現実感のない女性という意味では原田貴和子さんはバッチリだったと思います。妙なシャウトとか可笑し可愛い。彼女が好みでしたらどうぞ。

コメントする
散歩男