「故郷に錦」カルメン故郷に帰る sironabeさんの映画レビュー(感想・評価)
故郷に錦
浅間山麓の牧場に、家出した次女おきんから手紙が届く。彼女は東京で舞踏家リリーカルメンとして有名になり、故郷に錦を飾りたい。カルメンは同僚のマヤ朱実を連れて北軽井沢にやってきて、姉おゆきは歓迎、父は憮然とし、村人は好奇の目で見て。
国産初の総天然色作品。高原の風景が美しく、カルメンらが景色から浮きまくってるのが楽しいです。日本は文化と言う校長、自分たちは芸術家というカルメン。戦後わずか五年で制作された作品とは思えない、勢いと陽気さがありました。風刺もまぜているけど、あまり不幸な様子を感じさせないのが良かった。
シューベルトは、シューバートと言っていたのか。軽井沢の高原の鉄道が、電化されているのに驚き。
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