ガメラ 大怪獣空中決戦のレビュー・感想・評価
全54件中、41~54件目を表示
初めて観たときは怪獣映画の新しい地平を開いてくれたと思いましたね。...
初めて観たときは怪獣映画の新しい地平を開いてくれたと思いましたね。福岡ドームから飛び立つガメラのビジュアルの素晴らしかったこと!セーガルの娘は下手だったけど。
ギャグが良い。
所々でご飯を吹き出しちゃう展開はあるんだけど・・・サスペンスの見せ方が上手い。だから、ちゃっちい部分があまり気にならない。やっぱ映画は監督の編集次第だよな。
あとこの映画が上手いと思うのは、そのご飯を吹き出しちゃう展開をうまくギャグとして消化してるところだと思う。
多分怪獣ファンじゃなくても、映画好きな人ならソコソコ爆笑できると思う。突っ込んで!!!と言わんばかりに、登場人物がバカである。そして多分意図的にそう言う演出してると思う。
言うまでもなく特撮も良いと思う(僕は特撮のアレコレについては、正直よくわからない)
ガメラは正義の味方!怪獣ファンなら胸熱間違いなしですね。とても良い映画でした。
すばらしかった
公開当時は映画館で見なくてレンタルビデオで見てあまりに面白くて魂消た。それ以来で見たら合成がちょっとしょぼかった。当時できたばかりの福岡ドームに閉じ込める作戦とかワクワクする。作戦は完璧なのに遂行で失敗するところが、あり得そう。自衛隊の兵器がガメラにダメージを与えているほど強いのもいい。ギャオスが人喰いなのもすごくいい。藤谷文子のカタコトっぽい日本語が変。
金子監督の怪獣映画は最高なのだが、庵野監督に全部持って行かれてしまった感じがあるのが悲しい。
(追記)
4Kリマスターの上映で初めてスクリーンで見ることができた。おそらく3回目だ。当時の技術でやれることをすべて全力でやりつくそうとしている感じがみなぎっている。SFの枠組みで語ろうとしているところがいいのだけど、それにしてはガメラの目がかわいい。
ギャオスが東京タワーを破壊して折れた部分に巣を作ってるのが夕陽に映える。経済に与える影響が大で、日本経済に大きなダメージを与えているが、今現在日本は怪獣が暴れていないのにコロナとウクライナ戦争で経済が深刻だ。30年間ずっと悪化し続けていてここにきての物価高で最悪だ。怪獣の方がまだ退治すれば回復の目途が立つのでマシな気がする。
藤谷文子のエキゾチックな感じがガメラとの交信には必要だ。交信自体が必要かどうか不明でもある。
怪獣映画×リアリティー
脚本はリアリティー重視なんだろうな、
というのが伝わってきた!楽しめた。
シン・ゴジラを先に観ちゃったので、
「シン・ゴジラ感すごい!」となったけど、もちろんシン・ゴジラがこちらを踏襲・オマージュしてるのよね。
(ちなみに昭和ガメラシリーズは未見)
メイン人物が自衛隊員と鳥類学者ってのが面白いな。
今はだいぶCGに頼っているであろう街並みや爆発シーンを、実際にジオラマを作って火薬爆発させてやっているので、
市街の戦闘シーンや爆発のすさまじさの実物感や迫力がすごい!
福岡ドームや東京タワーが破壊されるのも謎の興奮があった。
折られた東京タワー、ギャオスの巣にされてた。笑
個人的にはガメラのジェット噴射飛行が愛嬌があって好き。ガメラが飛ぶ度に毎回「ふふふ」となる。
ヒロインの鳥類学者の女性の女優さんが美人で素敵。
最後の希望
ガメラ生誕30周年記念作品。
ガメラ・シリーズ第9作(平成ガメラ三部作第1部)。
塚口サンサン劇場で開催された「平成ガメラ三部作 重低音ウーハー上映」で初スクリーン鑑賞(通算25回目くらい)。
監督・金子修介。特撮監督・樋口真嗣。脚本・伊藤和典。
伝説のトリオが生み出した特撮怪獣映画の画期的名作です。
日本VFX界に革命をもたらしたと称賛され、今なお色褪せぬクォリティーを誇っている紛れも無いマスターピース!
録画したビデオを観倒しました。それでも飽き足らず、大人になってからDVD(デジタル・リマスター版)を購入し、何度も鑑賞しました。そして今回、初めてスクリーンで鑑賞。迫力倍増且つ感動は一入。しかもほぼ満席とは。上映後には全員で拍手しました。オタクの一体感の素晴らしさ!
怪獣が出現したら自衛隊はどう行動し一般市民はどう反応するのか、リアルにシミュレーションされていると思いました。
日本テレビの本物の報道番組が登場するのがリアリティーを醸し出していました(アナウンサーの顔触れが懐かしい)。
特撮も素晴らしい。野外にセットを組んで自然光の下で撮影されており、ミニチュアの街並みがリアルに見える。つくり込みも細かく、本物感が一層強調されていました。
画角も人が怪獣を見ている目線が意識されていて、怪獣の巨大感を醸し出すと共に日常に現れた非日常を感じさせる。ゴジラ・シリーズにはあまり無い画角な気がします。
ギャオスが折れた東京タワーに巣をつくり、夕日をバックに鳴くシーンは屈指の名場面。これまた怪獣の存在する非日常を印象づけると共に不気味さを醸し出す演出が秀逸でした。
東京全域で展開するガメラとギャオスの激闘が圧巻。合成に難有りですがそれを差し引いてもスピード感があるし、ここまで大規模な空中決戦は斬新で手に汗握りました。
「シン・ゴジラ」は本作の系譜を引き継いでいると言っても過言では無い。現実に即したリアリティーも去ることながら、樋口真嗣特技監督をはじめとしたスタッフも殆ど共通しているので、両作の繋がりは深いと改めて思いました。
[余談1]
初鑑賞は3歳。第2作公開を記念した「金曜ロードショー」での地上波初放送を両親が録画してくれていました。当時「ゴジラVSスペースゴジラ」を観て特撮にハマったばかり。絶好のタイミングで観せてくれた親に心から感謝を。
[余談2]
キネマ旬報ベストテンにランクインした初めての怪獣映画である本作(1995年度第6位)。2016年に「シン・ゴジラ」がランクインするまで唯一無二の存在でした。
2009年に行われた同誌の企画「日本映画オールタイム・ベスト100」にも見事ランクイン。星雲賞や日本アカデミー賞、ブルーリボン賞などの映画賞も多数受賞…すごい!
[追記](2019/05/02)
令和最初の怪獣映画鑑賞となりました。サンテレビの「シネマスタジアム」で放送されていましたがそんな時に限って仕事が片づかず、帰宅したのは放送終了後。本作を観たいモードになっていたのでDVDで鑑賞することに。
今更ながら感じたことを。ギャオス捕獲作戦が福岡ドームで行われましたが、よくよく考えると人を食べる鳥を市街地に連れて来るのをなんの躊躇いも無く許容出来たな、と…。あくまでも保護対象の希少な野鳥と云う解釈だからか?
[追記](2020/11/29)
ドルビーシネマと云う最高のシアター空間で本作を鑑賞出来たことの喜びを噛み締めております。高精細映像で浮かび上がる細かなディテール。立体音響で迫力が増した空中決戦。全てに大興奮でした。映像と音のクォリティーが高くなった分、当時の技術的な粗が目立つようになった瞬間(特に合成画面)もありましたが、それを含めて愛すべき作品であり、終生残していきたい特撮遺産だと心の底から思いました。
[以降の鑑賞記録]
2019/05/02:DVD(デジタル・リマスター版)
2019/10/06:Blu-ray(4Kデジタル復元版)
2020/02/12:Blu-ray(4Kデジタル復元版)
2020/07/03:アマプラ(シネマコレクション by KADOKAWA)
2020/11/29:梅田ブルク7(Dolby-CINEMA)
2021/01/16:Blu-ray(4Kデジタル復元版)
2021/01/28:Ultra HD Blu-ray
2021/02/06:Ultra HD Blu-ray
2021/05/21:Ultra HD Blu-ray
2021/11/19:梅田ブルク7(4Kデジタル復元版)
2022/10/30:Blu-ray(4Kデジタル復元版)
2023/12/10:YouTube(2週間限定配信)
※修正(2023/12/10)
伝説の始まり。準佳作。
小学生の頃の嫌な想い出が甦る。
一つ歳下の友人達と母とで一緒に見に行ったが開幕すると
歳下の子達は椅子の上でぽんぽん跳び跳ねて遊び始めた。
注意しても「ガメラ出ないからつまんない、説明ばっかで早く出ない」と・・・
当時は早熟だったせいか「コイツ等がガキなだけ」と思っていた。
だが、「子供向け作品における緻密な脚本」の限界という
のもあるのかも知れない。
個人的には当時は大変満足したが子供のツボというのは
本当に難しい。
かのラピュタでさえ映画興業成績は低かった事を思い出す。
あれを今大絶賛しているのは大人達である。
私が小学生の頃は既に評価が定着していたもののなぜ面白いのか?
を的確に説明出来る子は余り居なかったと思う。
多分、雰囲気を楽しんでいただけなのだろう。
平成ガメラ第1作
「シン・ゴジラ」が余りに
面白かったので特撮について調べていると、
「特撮の傑作はむしろ『平成ガメラ』だ!」という
声を聞いて気になったので鑑賞。
ガメラは今まで見たことがなく、
人類の敵だとばかり思っていたら
まさかの味方で驚いた。
現代の環境汚染が
ギャオスを覚醒させたという設定が素晴らしい。
単なるエンターテイメントに留まらず
色々考えさせてくれるあたり、
やはり特撮には初代「ゴジラ」の
血が流れているのだろうか。
破壊された東京タワーに
居座るギャオスがめちゃくちゃカッコよかった。
夕日も相まってホントにカッコいい画になっている。
あの荘厳で不気味な佇まいがたまらない。
しかし昔の特撮には必ずと言っていいほど
大根役者が紛れ込んでいる。
逃げまどう民衆はいいとしても、
メインのキャストが大根だと
シリアスなシーンで冷めてしまう。
お約束な気もするが、なんとかならんのか…
二十年前の作品!シンゴジラの樋口監督がまだ特撮監督で〜
なるほどなるほど。
シンゴジラの後に見ると、そりゃそうだろ!て落差だけど。
なんせ二十年前だしなぁ。。。
トイストーリー①を作るのにどうしても必要だった2テラのHDが、当時五億円だったらしい。
もっと言うなら、アポロは月まで行くのにファミコン以下のPC性能だったとか。。。
で。
結論から言うなら?
二十年前なので、シンゴジラやパシフィックリムとは水平比較出来ないけど。
けど〜
これはこれで良い気がする。
ただ、音楽はもう少しどうにかなったのでわ無いか( ´ ▽ ` )ノ?
東宝がゴジラ。
大映がガメラ。
はい。
楽しめました。
もう一回見たい度】③
DVD買う度】②〜③
映画偏差値】低めでも大丈夫
映画経験値】低くても大丈夫
星評価は『仮』にて。
三部作てのは三作見て評価するのがスジでしょう?
②と③見て、評価を決めますね(=´∀`)人(´∀`=)
1995年か
平成ガメラはスルーしていたので今観るとどんな感じかな、と思いながら鑑賞。
シンプルな筋立てだが見所を押さえた脚本。テンポもよく展開も早い。戦車なども出てくるし頑張ってるなという印象。
ただやはり怪獣映画なので基本荒唐無稽ですよね。日本を破壊する怪獣が現れたら並のパニックじゃすまないだろうし、其の辺の緊迫感が足りない気が…。
しかし特撮怪獣映画をファン視点でなく一般的映画で語るのは野暮かもしれない。20年前にこれをスクリーンで観たらどんな感想だっただろうか。
(余談だが、2014年ハリウッドゴジラのプロットは本作にとても似ている。お金をかけて制作したらああなるのだろう)
怪獣の空中戦をみよ!
怪獣映画としては傑作に数えられるでしょう。特撮映像としては素晴らしい。
人間ドラマとしては非常に単調ですが、怪獣が空中戦しているところは、少年の頃の気持ちを思い出させてくれます。
今見るとさすがにショボいシーンもありますが、これもご愛嬌。
こだわりが強い
海外版トリロジーBDで観賞
怪獣の登場や設定にはあまり深くは触れておらず、その分のアクションや特撮がかなり良い。
あの時代に作られたのにメチャクチャ迫力があるので、かなりのこだわりが感じられた。
特にラストは怪獣映画特有の「作り物感」が最低限に押さえられ、臨場感がとてもあった。
また、デザインは、ギャオスは恐ろしくリニューアルされており、ガメラはくりくりな目をしてかわいらしくカッコよさと恐ろしさを備え持つ、両者ともとても良かった。
残念なのはさっき言ったように、設定に深く触れていないため、解釈に時間がいること。
せめてあと10分は必要だと思った。
しかし、特撮技術は半端なく、とてもワクワクできる作品だったので、満足だった。
こんな怪獣映画が見たかった!
平成ゴジラシリーズ絶頂期にガメラが復活。
まさか平成の時代にゴジラとガメラの両方が見れるなんて、怪獣少年だった自分にとってこれほど嬉しい事は無かった。
東宝のゴジラに対抗すべく誕生した大映のガメラ。
ゴジラが人類の脅威なら、ガメラは人類の味方。もっとよく言うと、子供たちの味方。その立ち位置の違いすらゴジラを意識している。
だが、あまりにも子供たちの頼れる正義のヒーローとして描かれ、またどうしてもゴジラに愛着があった為、昭和のガメラシリーズはあまり好きになれなかった。
しかし、その意識を変えたのがこの平成シリーズだった。
リアルなストーリー、斬新な特撮、本格怪獣映画の醍醐味に大興奮。
ガメラもギャオスも旧作から設定を一新した事により、物語を自由自在に構築する事が出来た。
超古代文明によって生み出され、神秘性を増したガメラとギャオス。
人間を喰らう子供に媚びない獰猛なギャオス。
福岡ドームを舞台にしたギャオス捕獲作戦。
捕獲作戦から逃れたギャオスの前に海中を割って出現するガメラ。
飛び去るギャオスを回転ジェットで追うガメラ。
白昼の東京で繰り広げられる大空中最終決戦。…などなど。
監督・金子修介、特技監督・樋口真嗣、脚本・伊藤和典、奇跡のように集まった3人の才能が大爆発。
キネマ旬報でも6位に入り、質も面白さも保証付き。
こんな怪獣映画を見たかった!と思わせてくれる傑作!
全54件中、41~54件目を表示