「福岡ドームと東京タワー」ガメラ 大怪獣空中決戦 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
福岡ドームと東京タワー
丁寧に作ってある感じは見受けられた。幼い頃に観たガメラを完全にリメイクしたという監督の思いも伝わってくる。冒頭からのプルトニウムといい、特撮技術といい、どことなく東宝ゴジラシリーズをも想起させる。2001年の金子修介監督のゴジラも似たような雰囲気だった。そして美少女を使うのも特徴の一つ・・・
実際に怪獣が出現したら自衛隊はどう判断するのか?といった描写も少なからずあったり、防衛庁の協力により実際に怪獣が出現したらどうなるのか?ということも考えさせられる。
ギャオスを生け捕りするために福岡ドームを利用するといった大胆な発想に感心したり、東京タワーを追尾ミサイルによって破壊させる驚き。しかし、この折れた東京タワーに巣を作ったギャオスが夕日を浴びて逆光に映るシーンは美しすぎる!ちょっと神がかり。それもあってか、古代アトランティスで生まれたと思わせるストーリーも秀逸だ。さらに数多く発見された勾玉が未知の金属(オリハルコン?)でできていること。古代の神秘を感じるのです。
まぁ、それよりもギャオス内藤対ゴジラ松井の戦いがあればもっと面白いし、そこへ大魔神佐々木が登場すればさらに面白いハズ!プロ野球界に“ガメラ”と異名を持つ選手がいたら、もっと盛り上がったのになぁ・・・
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