「怪獣映画にそこまで思い入れはないつもりだったが」ガメラ 大怪獣空中決戦 なおさんの映画レビュー(感想・評価)
怪獣映画にそこまで思い入れはないつもりだったが
劇場公開時鑑賞。
昭和のガメラはあまりにもこども向け志向が強すぎたと思うが、平成ガメラはSFとしてのリアル志向が強く見て取れて、今から見ればのちの『シン・ゴジラ』につながっていくのかなと思える。設定やストーリーを成立させるためにきちんと手続きを踏んでいる感じが好き。この年終盤にテレビアニメの『新世紀エヴァンゲリオン』が放送開始されて「シンちゃんの由来の人なんだあ」(樋口真嗣氏)と感慨を新たにしたのはまた別の話。
女優としての中山忍さんを再発見したり、脇役が2、3でも同じ役で出てくるのも楽しい。蛍雪次朗さんとか。
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