劇場公開日 1982年10月9日

蒲田行進曲のレビュー・感想・評価

全51件中、41~51件目を表示

3.5面白い!

2018年2月5日
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鑑賞方法:DVD/BD

小さい頃親父が観てた隣でなんとなく観て以来。
物凄いテンポ感と早い展開であっと言う間の100分だった。
感情も何もかも全て言っちゃう台詞回しや大袈裟な演技も、当時リアルタイムで観た人がどう思ったかは分からないけど、昔はこんな大袈裟だったのか、くらいであまり気にならなかった。感情は動きと台詞で見せろ!というのが昔の演技方だったのかなと思って観ていた。

銀ちゃんに惚れて何が何でも付いて行くヤスがとても良かった。なので、披露宴からのヤスは僕も小夏目線でどうしちゃったんだよ!そんなのヤスじゃないだろうよ!と完全に映画の世界に入っていた。

階段落ちからの上で待つ銀ちゃん、這って銀ちゃんに向かって行くヤスに二人の人生を観た。
記憶の違いでヤスは死ぬと思ってたから最後はハッピーエンドか!と思ってからの大オチ?カーテンコール?に度肝抜かれた。何じゃこりゃ!台無しやんけ!と思ったけど、つかこうへいに深作欣二がそんな簡単なわけないと思い、自分ながらの解釈は、これは映画なんだ、ヤスに自分を重ねるなよ、という事なのか、大変でどうしようもない事も俯瞰で見たら映画みたいにキラキラしてるって事なのか…

兎にも角にも松坂慶子が可愛い過ぎました。ラストの病院のベッドでの一人台詞は笑った。

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奥嶋ひろまさ

3.5構成は意外とできてる。

2017年12月1日
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鑑賞方法:DVD/BD

大部屋俳優のヤスが尊敬してる銀ちゃんのために命を張るため、妻の小夏と衝突しながらも温かい家庭を気づくストーリー。

テーマ:師弟関係に似た友情、本当の愛(自分の子じゃない子のために頑張れるか)
クライマックス:ヤスが階段から落ちる
第1プロットポイント:銀ちゃんが小夏を託す
ミッドポイント:小夏とヤスが地元に帰る
第2プロットポイント:ヤスと小夏の大げんか
エンディング:ヤスと小夏と赤ん坊の3人でこれから生きていく

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じとしゅん

5.0監督「これが映画だ!」

2017年7月21日
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泣ける

笑える

楽しい

これぞ映画だ!と言いきられまくる映画。
このスピード感と熱量は他に類をみない。
銀ちゃんの破天荒さと脆さ、やすの情けなさとひたむきさ、小夏の冷たい美と温もり。
演じ手の力量と演出の明確さが、それぞれのキャラクターが持つ幾つもの顔を愛すべき魅力に変え、最後までそれを光みなぎらせている。

言葉遊びとも感じられる台詞の攻防も楽しければ、演劇チックな場面展開も楽しい。
とにかく飽きることなく、猛スピードで喜怒哀楽を駆け巡らされる。
劇中音楽もまた秀逸。

こてこての台詞、わかりやすい笑い、どぎついほどの演出。
それをきっちりと支え「有り」判定にさせるのが、役者陣の映画俳優としての演技力。
自然体を求めるそれではなく、この映画では役者が役者らしく役を演じている。
それがまた実に気持ちがいい。
後半のヤスと小夏のやり合いなどは、息をのむほど熱く悲しい。
何よりあの銀ちゃんという破綻した役を、愛すべき人間として演じきった風間杜夫は見事。

作り手側の熱量にのぼせるしかない、これぞ昭和な超娯楽映画だ。
これを丸々つまらなかったと言えたら逆に驚く。

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梅

4.0名作といことで

2017年4月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

単純

興奮

スピード感のある演出がテンポよくてよかった!
松坂慶子が若くて美人でびっくり笑
終わり方も気持ちよくてすがすがしかった

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へまち

3.5引き込まれる

2016年11月6日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

深作作品は演技にクセがあって、舞台を観てるようで最初は引いちゃうんですけど、なぜかだんだん引き込まれていきます。

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ジンクス

4.5愛あり、涙あり、笑いあり。映画館で観た邦画の中で一番面白かった。昨...

2016年2月26日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、映画館

愛あり、涙あり、笑いあり。映画館で観た邦画の中で一番面白かった。昨日久々にTVで観てみたが当時は何も感じなかった松坂慶子がたまらなく魅力的だった。階段落ちのシーンは目が釘付けに。オープニングのタイトロールのクラシック映画を使った背景や、カット!で終わり、出演者が勢揃いするエンディングが粋。すでに30年以上経過しているが80年代〜観た邦画の5本指に入る作品だ。

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tsumumiki

4.0とんねるずで、よく階段落ちのコントを見ていた世代で、この映画のこと...

2016年2月9日
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とんねるずで、よく階段落ちのコントを見ていた世代で、この映画のことをよく知らなかったけど、たまたま見ました。
意外に昔の映画といえ、面白かった。
喜劇かと思うくらいのオーバーリアクションも新鮮だったし、出ている人達が今も活躍している人達でビックリ。見る影もないくらい変わってるけど、最後のオチもえっ?って、感じでしたが、その当時はきっと斬新だったのだろう。と思いながら、最後の歌も聞いてしまった。
展開が早く、ドタバタ劇なので、見ていて飽きずに新鮮な感じで観れてよかった。

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どん

4.5昭和の芝居、昭和のリアル

2016年1月3日
iPhoneアプリから投稿

派手な演技に、破天荒なストーリーも、昭和の話だからこそ「ある~!」と思える。やはり非常に演劇的、痒いところに手が届く展開、期待通りのカッコ良さ、カッコ悪さ。盛り上げの技法が散りばめられた、昭和の名作!

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その

3.5前半は白けたが、後半は盛り返した

2013年3月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

総合:65点
ストーリー: 75
キャスト: 65
演出: 45
ビジュアル: 70
音楽: 70

 深作欣二監督の作品をいくつか見たが、どれもこれもわざとらしい大袈裟な科白回しや演技が目立って古臭く、そんな喋り方や動きをするわけないだろうと自然に見ることが出来ない。本作は名作と言われているのだが、やはり同じような安くてわざとらしい作風で撮影されている。1982年の作品なのだが、それよりもはるかに古い作品のように感じた。この監督の演出の感覚は私に合わないのだろうと思う。こういうのがこの時代では評価されていたのだろうか、今でもこういうのがいいと思われているのかと疑問に感じる。
 そんな感じで物語が始まっても長い間あまりのめり込めなかったのだが、後半も押し詰り、見せ場の階段落ちも決定してヤスが感情を爆発させて小夏のいる部屋で本音で怒鳴り暴れる場面くらいから雰囲気が変わって俄然盛り上がってきた。それでもあまり本作が気に入ったわけではないのだが、これで前半の白けた雰囲気がだいぶ帳消しとなり、映画としてはなんとかまとまった。

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Cape God

4.0小夏さん、いじらしくて美しい!

2010年7月23日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

興奮

幸せ

勢いがあって情熱があって、昭和で、良かったです。

小夏さんがいじらしくて可愛い、そして演じる松坂慶子が美しい!
最後までやられちゃいます。

つかこうへい 原作・脚本 、深作欣二 監督の名作、つかさんの追悼番組で久々に鑑賞しました。まだお若く、残念です。

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グッドラック

4.0ザ・演劇映画

2010年2月14日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

幸せ

頭から離れない蒲田行進曲のテーマ。
つかこうへいの人気舞台作品の映画化。

階段落ち、大部屋など撮影所の話をベースに
つか作品らしい人間ドラマが力強く描かれてる。

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のーまん
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