劇場公開日 1954年3月16日

「ニューシネマ」女の園 Kjさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ニューシネマ

2023年9月24日
iPhoneアプリから投稿

登場人物のキャラクター設定の巧妙さ、個性や社会を捉える構図のワイドさは、もはや50年代という修飾が一切いらないほどのクオリティであり、現代においても普通に楽しめる。冒頭、お嬢様活動家を呼び出してたしなめる女子生徒。後でしたたかに活動の主流として頭角を現す。この辺りをさらりと描く。安保闘争以前の闘争の空気感も貴重である。

Kj