女嫌い

劇場公開日:

解説

柳井隆雄と赤穂春雄の共同原作を、「花の咲く家」の柳井隆雄、石田守良、今井金次郎が共同で脚色、「月夜の渡り鳥」の市村泰一が監督した風俗喜劇。撮影は「踊りたい夜」の小杉正雄。

1964年製作/95分/日本
配給:松竹
劇場公開日:1964年3月1日

ストーリー

製鋼会社の専務原と、料亭経営に失敗して今は無職の大口は、昔からの親友だ。原には、浅間山の地震測候所に勤める堅物の信一という息子がいるが、母親正子のすすめも効なく、女性には興味がもてない。が、大口の娘自動車セールスマンの則子は幼馴染の信一を愛していた。三十何年間堅物で通した原は、ふと浮気の虫を起した。そこえ以前会社の庶務課に勤め、今は新宿のバーへ勤める渡辺ルミに会った。京都出張に同伴した彼は、思いがけず京都でルミのヒモと称するパラシュートの健に脅かされ、あわてた原は大口や長女啓子の夫前川の助けを借りてきりぬけたが、前川の下宿を訪れたルミのために、啓子が実家へ泣いて帰ったことから、正子に事件の全てを知られてしまった。大口は私に責任ありといったものの、正子に対して信用まるつぶれ、則子の気持を知ってるだけに人のいい大口もまいった。今度は大口にすがりつかれた原は、ついに正子の前に手をついてすべてを告白した。驚いた正子だが、夫のようすをみていると憎む気持になれず夫を許した。そして、信一も則子と幸せな恋愛に入っていった。

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映画レビュー

4.0松竹お得意の・・・‼️

2024年5月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

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楽しい

幸せ

真面目一徹の主人公が、ほんの出来心で知り合いのバーの女と京都へ旅行。そのためバーの女のヒモからゆすられ、娘婿に解決してもらい、友人が身代わりになってくれたものの、友人の娘と自分の息子の結婚が危うくなったり、妻君に京都旅行がバレたりと、人情に満ちた騒動が展開する‼️主演の笠智衆さんや倍賞千恵子さん、三木のり平さん、轟夕起子さんら、出演陣の好演もあって、安心して観られて、ほのぼのとさせてくれる松竹喜劇の秀作‼️私は1950年代後半から60年代半ばにかけての日本の人情映画が大好きですので、この作品も言う事ナシで楽しめました‼️

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