俺は待ってるぜのレビュー・感想・評価
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ハードボイルドな裕ちゃん‼️
石原裕次郎さんによる日活アクション映画はほとんど鑑賞させてもらっていますが、一番好きなのはこの作品‼️小さな港町でレストランを経営しながらブラジルに行く夢を抱き続ける主人公と、生きることに希望を失った歌手の出会い‼️頼りにしていた兄が実は殺されていたことを知った主人公の怒り、そんな彼に思いを寄せていく歌手‼️過去にボクシング経験のある主人公が兄を殺したヤクザ組織を相手に繰り広げる壮絶な殴り合い‼️でも底にあるのは主人公と歌手の愛情‼️陰影あるモノクロ映像で二人の孤独を浮かび上がらせた蔵原監督の映像感覚がホント素晴らしいですね‼️アメリカのハードボイルド映画にも負けてませんもん‼️霧が流れる波止場の光景、足の長い裕ちゃんのカッコ良さ、影ある女性・北原三枝さんの美しさ‼️二人ともハードボイルドでホントにカッコ良かったです‼️
駄作。北原三枝 立って見ているだけの暴力映画。
ゆーじろーは、『若い人』やニクイあんちくしょうくらいから、カッコ良い。北原ミエは、宝塚の男役、相当。みずのえたきこが、同じイメージで、ロス疑惑の雰囲気が嫌だ。錆びたナイフ同様、チンピラ、ギャング、ボクサー崩れ。後楽園の、競輪場やらに屯したいレベルのパッパラパーのニイちゃんに受けそうな低レベルの作品。駄作。
この二人の出演する映画の中では、この 最初の本作が結局の所、一番良い作品だと思います お話、演出、衣装、どれも最高です!
見応えたっぶり!傑作中の傑作です
蔵原惟繕監督のデビュー作品でもあります
タイトル名は主題歌からきていますが、曲の方が先で、1957年2月の発売です
これ石原裕次郎のデビューシングルなんです
これが今で言うところのメガヒットになります
で、これを映画化しよと言うことになり、兄の石原慎太郎が弟のために脚本を書き下ろしたという流れです
公開は1957年10月22日
まだ秋ですから、映画のなかで登場人物がみなコートを着込んでいるのは演出ということです
お話は、銅鑼の響きこそでて来ませんが、その主題歌の歌詞に概ね沿った内容です
女性を待ってる歌とみな思い込んでいるでしょうから、それがなんと兄であったということころがミソです
横浜、夜の小雨、霧笛、小さな波音、ずぶ濡れのトレンチコートの女
もうこれだけでたまりません
主人公のレストランREEFは、横浜税関のクィーンの塔の見える角度からみて、今の赤煉瓦倉庫の辺りのようです
あと1957年昭和32年の伊勢佐木町の横浜日活の前辺り、桜木町駅前、野毛の街並みがロケされており大いに楽しめます
ちらりと写る伊勢佐木町の平安堂薬局は今は油そばのお店がある角ではないでしょうか?
北原三枝が美しい!
顔が小さくて、骨格が細い
身長は162センチあるのですが、それよりも10センチは小柄に見えます
正にクールビューティー!たまりません
衣装がどれもこれもセンスよく良い仕事です
これきっと水の江瀧子プロデューサーのセンスだと思います
薄手のトレンチコート、その下のコートを脱ぐ一瞬だけバストを強調するシンプルなカットソー、タイト気味の膝下丈の黒のスカート
伊勢佐木町でのデートで着ていた黒のハイネックの薄手のセーター、
彼女はあまり胸は大きくないのですが、横からカメラが撮ると挑戦的に尖っています
茶色?のツィードに見えるタイト気味の膝下丈のスカート
そのスカートのびっくりする程細いウエストを細い黒いベルトで更に細く強調しています
どれもこれも彼女のスラリとした細い身体がよりスレンダーに見える衣装で、素晴らしく似合っています
裕次郎の着るステンカラーのコート、
それに軽そうだけど暖かそうなチェック柄の明るい色目のウールのチェックのジャケットが素敵
これ絶対にべらぼうに高い品と思います
その下のボートネックのリブ編みのセーター
こんなアイテム、当時の日本で普通には売ってないと思います
さり気なく何度かモカシンのシューズの足元も映されます
こんな靴も今ではありふれているアイテムですが、当時は普通の靴屋には並んでないものと思います
恐らく全て輸入品だと思います
それもヨーロッパからの
当時からすれば、異次元のお洒落さだったのだと思います
裕次郎と北原三枝はこの3年後、いわば職場結婚に至ります
本作ではまだ、二人の間にはまだ立ち上るケミストリーは感じ取れません
本作でもラブシーンには至りません
それでもこの二人の出演する映画の中では、この
最初の本作が結局の所、一番良い作品だと思います
お話、演出、衣装、どれも最高です!
兄と弟
リマスターバッチリのフルHDでの鑑賞です。
脚本・石原慎太郎、主演・裕次郎の兄弟によるサスペンス。
見ていき飽きさせないカットとスリリングな展開。
あいかわらず硬派で男気のある裕次郎。挿入歌も◎
85点。
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