劇場公開日 1984年10月6日

「吉永小百合」おはん kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0吉永小百合

2021年5月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 最初から最後までおはんの心理描写が希薄。女にも生活にもだらしない男の石坂浩二の気持ちは何となくわかるが、子供がいることがわかったとき、子供が死んだとき、そして再びおはんが出ていったときという展開において、心が揺れない!淡々としすぎた性格という人間もいるかもしれないけど、これは映画なんだから・・・わかりやすく。

 結局は、吉永小百合の濡れ場が見せ場というだけの映画でした。子供が川に落ちるシーンも印象的だけど、まさかこれをメインにした作品ではあるまい。ミヤコ蝶々が一人で頑張ってた。

kossy
kossyさんのコメント
2021年5月19日

talismanさん、ありがとうございます。
原作を知らない者とすれば、なかなか心情が伝わってこない映画は難しいです。なんだか連続ドラマのほうが良さそうですね・・・

kossy
talismanさんのコメント
2021年5月18日

原作では登場人物はみんな文楽のお人形みたいな印象受けました。映画でそのまんま人間がやってもな~なので、kossyさんが思われたことわかります。大原麗子は良かったと思いました。文章でぼんやりしてたのがクリアに浮かんできました。

talisman