「息が詰まりそうになるハラハラ物語」男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎 ユッキー ウッキー(略して ユキウキ)さんの映画レビュー(感想・評価)
息が詰まりそうになるハラハラ物語
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寅さんシリーズ33作目。
見ていて思ったエトセトラ
◯ 舎弟・登が久しぶりに登場。
堅気になったんだから、俺みたいな人間に、、、
のシーンはほろっときたぁ。
なんで、なんで?寅さん、のぼるのお酒をおいしく飲んであげてよぉ〜。
のぼるもあれくらいで簡単に引き下がるなよぉ〜、しっかり寅さんを掴んで離すなぁ〜
しかし、山田洋次監督の意図は、そうではないんでしょうね。
◯社長の娘あけみが初登場。
こりゃあ楽しく騒がしくなってきたぞぉ。
シリアスなこれからの展開には、更にコメディ要素が追加されないとねっ
◯風子役は中原理恵さん。
何かしらトラブルを招くような気配のある役。
だけどフウテン同士寅さんとは意気投合。
風子の「案外薄情なんだね、寅さん」には、
30作をこえて変化してきた寅さんを、
登のシーン同様に、なんとなく感じました。
◯サーカスバイクのトニー役、渡瀬恒彦氏。
不良風の険しい表情でハラハラ感を与え、
また1人渡世人が物語に増える。
今回は渡世人が三人になり、どうなることやら。
◯寅さん×トニーのシーンはドキドキ〜!
全シリーズ中で一番ヒリヒリ感を感じたぁ😱
◯渡世人同士だからか、どこかで通じるものがあるみたい。話しがついたような、ついてないような私にはわからない感じでドキドキが少し先まで続いたが、後にどうやらおさまっていたらしいと、分かってよかった。😥
喜劇の中のちょっとしたハードシーンは、
通常よりも大きく大きく感情が揺さぶられてしまうのではと思いました。😨
◯渡世人と堅気をテーマに二つの世界が混ざり合って、複雑な気持ちになった作品でした。
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