「風来坊の大人が考えることって」男はつらいよ 寅次郎相合い傘 ユッキー ウッキー(略して ユキウキ)さんの映画レビュー(感想・評価)
風来坊の大人が考えることって
全50作中、一番評価が高いらしい15作目。
全シリーズがフルマラソン(全長約42キロ)だとしたら、まだまだスタートから14キロ地点。
フルマラソンは約30キロあたりからすごく苦しくなるからねぇ、14キロ地点なんて一番楽しく速く走れてるところだぞっ。
(まだまだ先はながい、気合い入れよぉ〜、なんのこっちゃ)
今回は2回目・リリーさんが登場して、タイトル通り相合い傘なんかしちゃって、いちゃいちゃしちゃたりなんかして、、、あの年頃のカップルでも、恋はいいもんですねぇ〜
アツアツのカップルに星満天🌟です。
二人でいちゃいちゃしながら、日本全国を旅して回ったら、どうなるんだろう?
現実的なこと考えてもつまらないから、
あまいあまいイメージをすると、
やっぱりたまにふらっと二人でとらやに帰ってくるんでしょうねぇ
仲良く手を繋いで帰って来る時もあれば、ガヤガヤ喧嘩しながらの時もある。でも結局とらやのみんなと楽しく旅でのエピソード話しで盛り上がって結果、二人の仲もさらに良くなる。
基本的にこの二人の相性はまっちんグゥ〜
してるわけで、
なんで、寅さんは断っちゃったのかなぁ〜
風来坊の大人が考えることって、
風だけにつかみどころがないなぁ〜
ぴぃ〜ぴゅ〜〜〜 💨 💨
そのほか思ったエトセトラ。
●寅さんがリリーへどうせ「捨てられたんだろっ」は、
ないよなぁ〜〜。
寅さん、リリーさんに優しくしてあげてぇ。
山田洋次さん、なぜあんなセリフが出てくるのかなぁ
●さくらさん、今回はちょっとフライングでしたね。あのタイミングで寅さんへ(リリーさんの告白を伝達する)「結婚してもいいって」は、
ナイわぁ〜。
またまた山田洋次さん、なぜあんな展開に?
寅さんのペースで恋ロード歩んでほしかったぁ
^_^
※一部修正済 2025年8月5日
ユッキー ウッキーさん、返信遅れてすみません。
デ・シーカ作品なら先ず「ひまわり」が良いと思います。男女の相手を思う感情の一途さは、「幸せの黄色いハンカチ」に共通するものがありますね。イタリアネオレアリズモの「靴みがき」「自転車泥棒」「ウンベルト・D」は個人的に特にお薦めしますが、「ミラノの奇蹟」は未見です。オムニバス映画「昨日・今日・明日」の一話には、寅さんと違う意味で男はつらいよがあって、笑いを誘います。
食べ物の名シーンですね。日本映画の中でも屈指の素晴らしさと思います。山田洋次監督は、ヨーロッパのある映画祭に出席の際に、ある映画人から演出の特徴がイタリアのヴィットリオ・デ・シーカ監督に似ていると言われたそうです。人情の機微を大事に丁寧に演出する共通点からの指摘と思われますが、悲劇と喜劇の両面をこなせる演出力もあります。それと私は喜劇王チャップリンの映画作りのこだわりに近いものを感じます。これは淀川さんが言う、働くこと、食べること、愛すること、そして夢をみることの4つの要素です。「男はつらいよ」は、この映画の大事な要素をシリーズを通して揺ぎ無く丁寧に扱い、観客の期待に応えました。デ・シーカとチャップリンと山田洋次。なんかいいですよね。
ユキウキさん、多くの共感&コメントありがとうございます‼️
私も「男はつらいよ」は大好きで、全作鑑賞してますし、全作レビューしたいんですけど、なかなか時間がありません⏰ユキウキさんのレビュー楽しみにしてますね‼️