「女中みたいな生活で可哀想」男はつらいよ 寅次郎恋歌 ミカさんの映画レビュー(感想・評価)
女中みたいな生活で可哀想
寅さんシリーズ制覇の映画旅、8本目。
博が母親の葬儀で「父さんの女中みたいな生活で、可哀想だった」と泣いていて、本当にそう!と思いました。
一方で、シングルマザーで子供を育てている貴子も経済的に厳しい生活を送っていました。
いずれにせよ、女性が生きていくには今より大変な時代でした。
女性が生きていく困難さを博や寅さんという男性が案じていたのは、山田洋次監督が世の男性達にもその困難さを分かって欲しいという想いがあるからだと思います。
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