男の勝負
劇場公開日:1966年7月1日
解説
紙屋五平の原作『浪花太平記』を「十七人の忍者 大血戦」の鳥居元宏と「893愚連隊」の中島貞夫が共同で脚色し、中島貞夫が監督したやくざもの。撮影は「日本大侠客」の山岸長樹。
1966年製作/91分/日本
配給:東映
劇場公開日:1966年7月1日
ストーリー
山田屋一家の養子重助は千日前を繁華街にしようと思っていた。維新前は刑場だったという千日前は荒涼とした場所だが、道頓堀のすぐ傍だ、この計画は成功すると重助は考えた。だが、山田屋一家のライバル五十路駒蔵も千日前の縄張りを握ろうと策略をめぐらしていた。そして、駒蔵は邪魔な重助を片づけようと、野晒しの伍助に命じた。その伍助の短刀から重助を救ったのは奥田弁次郎という香具師たった。弁次郎もまた千日前開発を考えていたのだった。これを機に、二人は千日前開発に協力してあたることになった。やがて、計画は軌道にのり、千日前には香具師たちの小屋がかかり、荒涼としていた場所は見違えるほどの繁華街に変貌していった。だが、重助が、山田屋に草鞋をぬいだ千住小太郎と許婚者のおそのの苦境から二人を助けていた時、騒動がもち上った。重助の子分倉吉が、女のことからトランプ師銀次郎を刺し、弁次郎たちの小屋で暴れたのだ。そのため弁次郎は倉吉を処分しようとしたが重助は反対した。倉吉は、実は重助の義父源兵衛の隠し子だったのだ。この争いは山田屋一家と奥田一家の乱闘にまで発展したが、弁次郎の後見人中村治兵衛のとりなしで何とかおさまった。一方、倉吉は駒蔵にだまされて、千日前払下げの書類に山田屋の印をおしてしまった。事の重大さに驚いた源兵衛は駒蔵にかけ合ったが逆に殺されてしまった。そして倉吉も自分の不始末を償おうと単身駒蔵に向ったが刺されてしまった。このことを知った重助と弁次郎は千日前を守るため団結して駒蔵一家に殴り込みをかけた。その中には千住小太郎も加わっていた。そして、駒蔵一家を倒した後、一切の責任をとって自首したのは、重助の恩義に我身を犠牲にして報いようとする千住小太郎たった。
スタッフ・キャスト
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藤岡重助村田英雄
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東京銀二郎北島三郎
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奥田弁次郎天知茂
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野晒しの伍助岩尾正隆
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中村治兵衛中村竹弥
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五十路駒蔵天津敏
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山田屋源兵衛沢彰謙
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山田倉吉林真一郎
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芙美南田洋子
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おその富司純子
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富子松尾嘉代
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お粂二宮ゆき子
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天下平兵衛品川隆二
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新城伴五郎楠本健二
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横井勘一長門裕之
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中島長吉小島慶四郎
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子分河村満和
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子分宮口二郎
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子分毛利精二
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弥三郎有川正治
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寅松疋田圀男
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お役者時次郎国一太郎
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子分脇中昭夫
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梶山加賀邦男
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役人那須伸太朗
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巡査名護屋一
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内儀都賀静子
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灰買いの商人蓑和田良太
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娘大浦和子
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芸人川波公二郎
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芸人佐々木松之丞
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芸人坂東京二郎
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材木商浪花五郎
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ブンチャン楽隊の男大城泰
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千住小太郎高倉健