おさな妻(1970)のレビュー・感想・評価
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17歳で結婚は珍しい、感動する程ではないが、ほのぼのとして案外面白かつた
1=中学の時、TVで何十回か観た
2=TVと映画では、放映時間が違うので内容も違うかも知れないが
映画では、母の急死で1人になり、幼稚園児が縁で結婚と判明
→ なぜ、幼くして結婚したのか、不明だった
→ 結婚の理由が判って良かった
3=吉川は、喜久子の誘惑を振り切った立派な男だ
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昔のお色気系作品かと思った
総合60点 ( ストーリー:65点|キャスト:60点|演出:60点|ビジュアル:70点|音楽:60点 )
題名もそれっぽいし、冒頭からそんな場面から始まるし、最初は軽いお色気を売りにしたそういう系の作品なのかと思った。映画としてはくだらないけれどそれはそれでいいかと思っていたら、それは最初のほうだけだった。途中からはずっと普通な演出・話になる。でもそれならば最初からそうしたほうが良かったのではないか。変な期待だけが膨らんだ。
物語は不幸な少女が幸福を見つける中盤が一番良かったが、結末にむけての展開は盛り上がりに欠ける。演技・演出・音楽と全体に70年代らしさが前面に出ていて、決して質が高いと思わないのだけれど、何故かこの古さに妙な懐かしさを感じて悪い感じはしなかった。
主演の女優は本当は20歳すぎなのに17歳の高校生役を演じているのだと思ったら、公開当時まだ15歳でむしろ設定年齢より年下だったことに驚いた。大人びているというよりもちょっと老けていて垢抜けていない印象。でも花嫁姿は悪くない。それでも15歳でこういう役柄も思い切ったものだ。
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