AUDITION オーディションのレビュー・感想・評価
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結婚相手をオーディションなんかで決めちゃダメよ
妻を亡くしてしょぼくれ気味の青山は、息子に勧められ再婚を決意する。
友人のプロデューサーの吉川に協力してもらい、映画のヒロインオーディションと銘打った青山の結婚相手オーディションを決行する。
その中でなんとも言えないオーラを放ち、若いながらも品のある山崎麻美という女性に青山は惹かれていくが…
村上龍原作、三池崇史監督のカルト的人気なサイコホラー。
キリキリキリ…、前半恋愛映画・後半サイコパス、全力グロ注意などなどの評判を聞いて、かなり構えて鑑賞。
うーん、かなり難解!
確かにはじめは割と明るい感じで進む。
しかし、オーディションで麻美と出会ってから徐々に画面が暗くなり、不穏な空気が…
最強ビビりの私には黒電話&ズタ袋のあたりが最恐でした。
不穏な空気が続き、いざキリキリシーン。
構えすぎてたこともあってか、普通に観ることができました。
むしろ物足りないくらい。(どうかしてるぜ)
夢なのか?現実なのか?
過去なのか?現在なのか?未来なのか?
怖い雰囲気は終始安定してあったものの、ラストはちょっと難しすぎました。
麻美って不幸で多少仕方ないところがあるのかと思ったら、それ以前にシンプルヤバいやつ。
幼少期人並みに育てられなかったのかもしれないけど、私を100%愛してくれる=息子が死んでもなんとも思わない、思考とか…
難しい役どころ素晴らしかった。
青山は青山で、会社の部下と関係を持ってはいたものの、今回ばかりはしっかりお嫁さん候補探してたわけで。
それを、セックスしたいだけの男と一緒にされちゃうのはなんだか可哀想で、キリキリタイムは目から涙が(嘘)
麻美は愛して欲しいくせに男に恨みあるようだったり、青山は奥さん亡くしてからようやく再婚しようかという割には軽い体の関係持っていたり、なんなんすか?こいつらw
石橋凌、國村隼、大杉漣、石橋蓮司、光石研、小日向文世、津田寛治。
今やイケオジな名優大集合。
個人的に大好きな役者さんたちが若くて、それだけで観応えがありました。
と言っても、大杉漣さんがまさかあのズタ袋男だとは思わなかったし、小日向文世さんも確認できなかったんですけど…
あと、ここでも石橋蓮司さん首斬られてました。
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