エスパイのレビュー・感想・評価
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0082 そら特撮より由美かおる♥でしょう2
1974年公開
百恵ちゃん初主演映画と併映。
ノストラダムスの大予言がそれなりの動員を
果たすものの目論見の半分だったので
確実な線を狙うための併映。
小松左京原作
本買いましたよ。当時のおカネで千円。
世界規模の陰謀の中で活躍する国際部隊が主役。
半分理解できませんでした。
本作はそのまま映像化するのは難しくやはり
スケールダウン。
藤岡弘、草刈正雄、由美かおるのメンバーに
加山雄三がボス。敵のラスボスは若山富三郎。
なかなかのメンバーだが結局生かしきっていない。
特撮も飛行機の場面は重さがないなあ。
ただ最後のテレポートする場面は迫力ありました。
60点
初鑑賞 1975年4月3日 セルシーシアタ
パンフ購入
ラブ・サイキック
Amazon Prime Videoで鑑賞。
原作は未読です。
超能力の描写は結構工夫が凝らされていましたし(但し藤岡弘のテレポーテーションは少々残念な出来…)、特撮シーンと本編の融合(大地震で会議場が崩れ去るシーン)も編集の妙が炸裂していて素晴らしいなと思いました。
しかし、ストーリーは微妙でした。
由美かおるのお色気シーンは流れを阻害していたし、草刈正雄の成長譚は中途半端だし、超能力を持っていないはずなのに自動車より早く走る犬が出て来るし、超能力が発現する理由を「愛だ!」と豪語する主人公に関してはかなり寒い…
原作が読みたくなりました(笑)。
[余談1]
他の役者たちが、完全に若山富三郎の存在感に食われていたのが印象的。レベルが違い過ぎると思いました。
[余談2]
狙ったのか否か、数々のリンクが気になりました。小松左京原作映画主演繋がりの藤岡弘と草刈正雄。新旧若大将の草刈正雄と加山雄三。それらのリンクを結ぶ男、草刈正雄…(笑)。
みんな若くていいですね!
暇に任せてみました。
海外ロケも多く、時間と鐘をかけたのだろうと想像しました。
話はそこそこ面白かったです。
みんな若くて時代を感じました。
ただ、藤岡弘はあまり変わらないなぁ。
由美かおるはかわいい!
超能力ブームに便乗の作品
小松左京の原作SF小説を読んだのは遥か昔
何もかも忘れ果てていたが、それでも刺激が強かったエロイところだけは覚えていた
映画では、ちょっと控え目にはなっているがその原形は残っていてちょっと嬉しかった(汗)
由美かおるの身体は本当にエロイ
衣装が身体の線がでるものばかりで大変よろしい
映画はつまらない
まあ原作もあまり良い出来映えでもなかった印象が残っているので相応なのかも知れない
無駄に海外撮影、と言っても俳優達は全て国内撮影のみで却ってチープ
1973年の日本沈没で大ヒットしたので、小松左京の原作でもう一本ということだと思う
つまり柳の下のどじょう狙いです
小松左京には素晴らしいSF小説が沢山あるのになぜに本作品を選んだのか?
それはこの1974年は超能力者ユリ・ゲラーの大ブームがあったからです
あのスプーン曲げの人です
でも本作は超能力ブームに乗ったようで乗り切れてません
まあ超能力は特撮にし易いのは確か
でも映像としての派手さは皆目ないのです
だから中途半端なスパイものという程度で終わり
超能力が愛だなんて付け足しも良いところ
ガッカリの一本でした
超能力の源は“愛”だ!
法条(加山雄三)の命によりテストドライバーだった三木(草刈)をスカウトしてきた田村(藤岡)とマリア(由美)。公害研究所?なる組織に何で俺なんかがスカウト?役に立たないよ・・・などと、本来の組織の目的を話す。逆エスパイとなっていたボール(山谷初男)がイスタンブール支部に助けを求めてきたという情報により、田村とマリアはさっそくトルコに飛んだ。
首相の替え玉を殺されたが、ボールも殺され、マリアはさらわれ、田村は超能力を出し切ったために能力を失うこととなった。マリアは催淫剤を盛られていたのね・・・セクシーすぎる!
本物の首相は日本に来て演説するとかで、彼らは首相を守るために奔走。旅客機でのパニックは、これだけでもパニック映画として成立するのに、迫力が足りなさすぎ。ここではインドの老師サラバット(岡田英次)が活躍する。新人ながら能力の強い三木は敵の一人を殺した罪悪感に苛まれ、ちょっと腑抜け状態に・・・そして、日本においても謎の女にだまされ、田村が時限爆弾付の車にとじこめられる。首相の演説する会場では参加者全員が催眠状態となり、パニックに!
なんだかんだ言っても、一番強いのはシェパードのシーザーだった(笑)。彼がいないと全員殺されてたぞ!まぁ、平和を愛する集団なんだから、戦闘と言っても迫力はないし、超能力といっても透視ばかり。そんな能力の中でも、瞬間移動(テレポーテーション)というの老師クラスじゃないと出来ない技であり、エスパイたちの憧れでもあった(だったかな?)。そして、“愛”のおかげで田村は爆発寸前でテレポーテーションするのだ!現れた場所はレセプション会場。なんと殺し屋・巽(内田勝正)にタックルするというオマケつき。
それにしても「人間じゃない!」と自己主張していた悪の権化ウルロフ(若山富三郎)。人間を全て抹殺しなければならないという、破壊主義者だったが、怖い思想とは裏腹に、要人やエスパイたちばかりを狙っていたのは弱すぎるかな?
くそまじめに演じている役者が可哀そうとも思えるし、全てギャグにできそうなストーリーは役に立ちそう(何の?)。それにしても、苦しんでる藤岡を見ていると、いつ仮面ライダーに変身するんだろう?と感じてしまう・・・
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