ええじゃないかのレビュー・感想・評価
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シンガーソングライターの泉谷しげるが主演ですが、その泉谷しげるが英...
シンガーソングライターの泉谷しげるが主演ですが、その泉谷しげるが英語ができるバイリンガル役で、江戸幕府と駐在する米英の外国人との交渉役をまた通訳をしてますが、また草刈正雄が沖縄県人役で出演してますが、また露口茂が江戸幕府の役人ですが、強盗団ともつながり、その間に立って、その仲介で儲けを得ていますが、その露口茂が市民の暴動が役所に押し寄せる中、おれを斬ってからにしてくれといきがったが、撃たれて昏倒し、その映像のセンターから外れますが、またその露口茂が桃井かおりと二人だけの逢瀬を楽しんでますが、配下の部下にそれを覗かれ、インポテンツ、性的不能のようで本当にただ裸でじゃれ合っているだけのようで、
因みに琉球処分は1872年。
オジキが好きな映画だった。
何故好きか?
緒方拳さんをこの映画の撮影の帰りに、オジキが運転するタクシーに乗せたと話していた。両国橋のシーンは柴又の江戸川を使ったらしく、金町を拠点にタクシーを流していたので乗せる経緯になった。大変に気さくな方で、煙草の好きな俳優さんで、前のシートに乗って、世間話をしたとの事。
さて、この映画はただのファンタジー。『日本の農民なんて奴隷みたいな物』と言う台詞があるが、実際に奴隷だ。
アメリカは奴隷を解放したと言う台詞が出てくるが、解放された訳では無い。いくつかの例外州や都市がある。ファーイーストの日本人がまだ、数年後に知る由もない。
突っ込みどころが多すぎて、あとはどうでも良い。そんな映画。
こんな映画作って、日本映画を牽引したと言わしめているのが、今の日本映画はこのDNAを引き継いでいる。
こんな映画を評価する鑑賞者に責任がある。そんな人はいないか。
左翼系リベラルと言う皮を被った差別主義者に見えるが。
明治維新は世の中が変わった訳では無い。良し悪しは兎も角、江戸幕府が明治政府に変わっただけだ。本当に世の中が変わるのは鬼畜米英に負けて初めて実現した。農地解放だって、女性に参政権だって、売春防止法も、敗戦国日本だから実現した。残念なことだが、それが現実。中学生だって知っている。
若者よ♥ それだけでも覚えておこう。
俳優の台詞が日本語なのに滑舌が悪く、字幕を付けて貰いたい。
群集シーンは観るべき値打ちがある
世直しとは、革命のこと
レボリューションであって、クーデターではない
ええじゃないかとは、人間は自由だということ
人は他者に抑圧されてはならない
では明治維新とは何か?
それが本作のテーマだ
そしてまた60年安保闘争敗北の記憶を投影している
薩長とは共産党のことだ
ええじゃないかの集団は国会に突入しようとする学生デモ隊だ
共産党は学生運動を扇動し利用している
その裏で薩摩が琉球にしたようなことをやっているのだ
幕府はもちろん政府の体制のこと
米国で自由と市民の概念を得た主人公を泉谷しげるに配役するのは、だから当然なのだ
ロックンローラーを主人公に配役することは必須だったのだろう
彼を配役すれば、釣り合うのは桃井で正しい
しかし出来上がった映画は2人とも軽すぎた
泉谷は画面に存在感を埋めきれない
桃井はテーマ性を希薄化させてしまう
脚本と演出も撮影も何もかも、監督がこだわり抜いたのはわかるが、漫然としている
結局テーマを明確にうちだせないまま、クライマックスを迎えてしまう
だからカタルシスも不発に終わってしまうのだ
素晴らしい幕末の群集シーンがもったいなさすぎだ
両国の見世物小屋の賑わいは、フランス映画の天井桟敷を思わせる
舞台の時代もほぼ同時期だ
ええじゃないかかんかん節は米国帰りの主人公に因んでいるようで、じつはフレンチカンカンから来ていると思う
そして日本橋でのええじゃないかの群集への幕府陸軍ライフル部隊の発砲は、デモ隊への武力制圧シーンそのものだ
60年安保闘争でもあり得た光景だ
それでも主人公は止めようとはしなかった
ヒロインはこれで済ませないと、主人公の血で濡れた地面に突っ伏せて血で赤い土を握りしめるのだ
イトマンは仇の薩摩侍を殺した血で赤い帆を染め上げる
薩摩は新政府の中核だ
つまり彼は反日の紅い旗を掲げて琉球に帰還しようと海に乗り出すのだ
果たしてこれで一般観客に共感を得て、良い興行成績を得られるなどと考えるのはどうかしている
むしろ確信犯的に自爆する積もりだったのだろうと思う
しかし群集シーンは観るべき値打ちはある
慶応二年(1866年)横浜、漂流していた源次(泉谷)がアメリカ人...
慶応二年(1866年)横浜、漂流していた源次(泉谷)がアメリカ人により連れ戻されてきた。しっかり米国市民になっていたのだが、投獄された。そこで知り合ったイトマン(草刈正雄)とともに脱獄し、上州の実家に帰ってみると、妻のイネ(桃井)が江戸の見世物小屋に売られてしまっていた・・・そこから江戸での物語となるが、両国一帯を取り仕切っていた金蔵(露口茂)が一揆の扇動などして、物語は複雑になる。
源次とイネの夫婦愛でも描くのかと思えば、もともと淫売だったイネに、助けたお松(田中裕子)に惚れてしまった源次。彼を中心に色んな事件も起こるが、庶民の目線を無視したかのようにバラバラになってしまう。
自然発生的に起こったええじゃないか踊りは圧巻ではあるが、どうも物足りない。NHKの大河ドラマで見たシーンのほうが熱くなれたなぁ・・・
何が言いたいの?
気になっていた映画なんで借りて見たけど見終わってから一言(長い)無駄に長いです。桃井かおりの酔ったような鼻につくしゃべり方は聞いていてなんか気持ちが悪い。泉谷しげるは似合っていたけど髪型が似合わない、草苅政雄はいなくても良い感じ、あとラストにある桃井かおりと田中裕子の因縁のもとになったシーンはあそこまでしなくても良いように思います。映画通ではないですが僕には苦手な映画でした。
今村昌平は覗きが好き
興行的にはふるわず、今村昌平自身、失敗と語ったらしい今作。しかし傑作とも言われてるので、人を選ぶのかも。
桃井かおりのイネは、ダラシない。でも美しい。この人はいつでも変わらなく美しい。
泉谷しげるの源の字は、バカだけど憎めない、愛らしいキャラクターだった。源の事を嫌う奴はいない。そんな感じだった。
自分は帰国子女なので、アメリカ帰りという設定が馴染んだ。たまに英語を話すところも可愛らしい。
バカで素直で真っ直ぐなのに、たまに英語を話してインテリになる。でも英語話せるのもたまたま、という所も含め、かわいい笑
せっかくの倍賞美津子と緒形拳が、あまりはえてない。そこは残念だった。
今村昌平作品によくあるのは、水。
水がよく登場する。
川とか風呂とかに、ザバーッと落ちたりする。
水の中では本性が出る。
何か盗んだり、人を殺したり、エロったり。
そしておっぱいもよく出る。誘ってくるエロい女がよく出てくる。
そして今村昌平って人は、人の女を他の男に抱かせるのが、本当に好きな人だ。
そしてそれを覗くのも大好きらしい。
うなぎでも、復讐するは我にありでも、覗いてばかりだった。
バイタリティー
今村ワールド的な市井のパワーやらバイタリティーはスタート30分とラスト30分だけかなあ。間がいただけないだけでなく長い。
もともと、もやもやっとした歴史上の事件だけど、映画ももやもや。スッキリしない。何か芯にしたらもっとよくなったと思う。
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