うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマーのレビュー・感想・評価
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ほ、本当に俺が生まれる前の作品なのか?これが・・・!?
無限ループもの・・・これは当たりハズレが多い作品ジャンルの代表ではないか?
たしかに非日常ものを扱う映画には最適に見えて、同じ事をさせ続けたら飽きられ見続けるのも苦痛になる。
でもこの作品は個性が強いキャラやぬるぬる動く作画、ノスタルジックな舞台に引き込まれて気づけばクライマックス。久々に時間忘れて見れた作品だと感じました。
ていうか、やっぱうる星やつら面白いな(笑)
懐かしのアニメをみています
ひさびさに見返してみた。
よく出来てる映画だし、面白いんだけどやはり押井節全開のややめんどくさい場面が気にはなる。
例えばメガネのトラックに乗ってる時のモノローグ?とか
さくらと無邪鬼の一連のやり取りとかね。
唐突に難解な会話をほうりこんでくるからなあ。パトレイバーでもそうだったが
押井守がやると押井守作品にみんななってしまう。高橋留美子としてはそれが我慢ならなかったのかも。
それがうまいバランスで出来てるのがギリギリこの映画だとは思うけど。
難解と書いたが理解できないほどでなく、パトレイバーや攻殻みたいにあまりにそれが行きすぎてちょっとなかなかついていけないほどじゃない
とは言え何度見てもわからない場面があって
一番ひっかかってるのが
しのぶがみんなと歩いてる時に急に狭い路地みたいなところに迷いこみ、風鈴の屋台が通ったりするなかゆっくりと走る、スローモーション
それで、路地を出たところで立ち止まるとそれをアパートの窓から男がみている後ろ姿だけで誰かはわからない
あの場面は一体なんだ?なんかへのオマージュだろうか。自分はテレビアニメは全部みたけど全くわからない。
しかしながら、テレビアニメも原作とはかなり違うんだよね。アガサ・クリスティみたいなことしてみたりあたるのおかんを主役にしてみたり、たぶん原作にはない話だと思うけど。
原作全て読んでないので断言できませんが。
しかし、押井守が抜けたあとのテレビアニメや映画があまりパッとしないこと、この後作られた
めぞん一刻
らんま1/2
人魚の森
などどれも原作をなぞってるだけでいまいち面白味がないことを考えると
やはり押井あってこそのうる星やつらアニメだったと
この映画についてはさくらと温泉マークが喫茶店で奇妙な会話をする場面から一気に異世界に引き込まれるこれがやはり心地いい。
ラストについてはまあ、ちょっと微妙とも思うけど
噂に違わぬ80年代の傑作
よく日本のアニメ史やSFを語る時に名前が挙がるけど、うる星やつらなんて世代じゃないから設定もわからないし、シナリオの構造がループ物として凝ってるらしいけど、当時だから目新しくてチヤホヤされたってだけでしょ? まぁ、名作と言われるから一応観ておくけどさぁ…。一応ね。
ってノリで観てみたら、それはもうビックリするくらい面白かった。目からウロコとはこのことだ。何故日本は30年前にこのアニメを作れたのに、現在は作ることができないのか。どうしてなのか。
確かに日常ループものとしての設定自体が特殊なわけではない。ペラ1枚にまとめたプロットがあったら、至極平凡なものだろう。しかしアニメーションとしての練度が違う。ループする日常への導入、演出、そしてエンディングへの収束のテンポが絶妙。各キャラクターの演技(?)も凄まじく、台詞だけで語らせず、微妙な挙動や表情の変化でその心理をおおいに表現しており、その技術力に目を見張るばかりだった。それゆえに、うる星やつらの設定が一切わからない自分でも十二分にたしめた。これって本当に最近の和製アニメーションにとってロストテクノロジーになりつつあるんじゃないか?
“文化祭の前夜祭”という舞台設定もループものに適当な設定だ。おおいに動きまくる最初の数分間の文化祭の喧騒は、現役学生でなくともかつて感じた青春のお祭り騒ぎの楽しさを心に去来させ、その瞬間的な、過ぎ去ることが目に見えたひとときに愛おしいほどの名残惜しさを感じるがゆえに、ループものという設定が活きるのだろう。
キャラクターの挙動もそうだが、演出面も、存分に動き回るシーンと台詞の長回しをするシーンの差がしっかりついていて、この抑揚もSFのはちゃめちゃなお祭り騒ぎ感と、不思議な情緒や寂寥感、不気味さをより際立たせている。
冒頭の文化祭前夜祭のシーンや、巫女の先生と温泉マークとの会話、夜中にチンドン屋と遭遇するまでのシーン、荒廃世界でのメガネの独白などが特に印象に残る。
夢オチもたいていは悪く評価されがちだが、本作はなるべくして帰結した夢オチとして特に不快感は感じられなかった。
日常系SFアニメなんてこの30年間できっとたくさん出てるだろうに、これを越える作品は自分の知る限りではまだ無い。感銘は受けつつ、海外にもおおいに影響を与えた日本のアニメの全盛期が、やはり遠い昔の作品であったことが、否が応にも感じずにはいられなかった。
久しぶりのラムちゃん
子どもの頃は、当たり前のように「うる星やつら」をテレビで観ていたんですが、今、久しぶりにこうして再びラムちゃんに出会ってみると、彼女の可愛さと、こんな風に牧歌的に人を好きでいられることの幸せを思い出しちゃいましたね。
でも、この作品自体は、あまり好きになれなかったかなぁ。なによりラムちゃんがもっと活躍してほしかったし、そこにこそ「うる星やつら」の魅力ってあると思うんですよね。どうも押井守監督の志向性が前面に出すぎてて、その魅力はむしろ減じられているんではないか、と。
押井守監督作ということで有名なのかもしれず、まただからこそ今回、これを観てみたわけでもあるんですけど、私としては、もっと単純にラムちゃんの魅力を感じたかったですね。私には、それほど名作のようには思えなかったですね、はい、すいません・・・
久しぶりに鑑賞。アニメ好きな私はやはりこの作品のやや強引だがグイグ...
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