「ナタール人襲来!驚異と興奮の一大攻防戦!!」宇宙大戦争 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
ナタール人襲来!驚異と興奮の一大攻防戦!!
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DVDで2回目の鑑賞。
渋い魅力を放つ池部良のカッコ良さが映えるドラマ・パートも素敵ですが、本作の白眉はやはり、特撮の神様・円谷英二特技監督が繰り出す素晴らしい特撮演出の数々でしょう。
円盤とロケット戦闘機の空中戦が巧みなワイヤー・ワークで演出され、スピーディーなドッグファイトは圧巻の一言。途中からワイヤーで操っていることを忘れていました。
戦闘シーンを彩る「宇宙大戦争マーチ」の勇壮なメロディーに興奮を掻き立てられました。東宝特撮に欠かすことの出来ない伊福部昭氏の音楽の威力は凄まじい限り…
地球侵略を企む異星人に対し、人類が英知を結集して戦いを挑むと云うストーリーの基本構造が、1957年公開の東宝特撮映画「地球防衛軍」と共通している本作。
同作に出演している俳優が同じ役名で登場していたりしており、両作は姉妹編とも言える関係にあるとのこと…
両作の「侵略宇宙人との科学戦争」と云うコンセプトは、やがてゴジラ・シリーズに合流し、「怪獣大戦争」が誕生するのだと考えたら、非常に感慨深いものがあるなぁ…
※以降の鑑賞記録
2022/11/10:Amazon Prime Video(東宝名画座)
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