さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たちのレビュー・感想・評価
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泣きどころが変わっていた
本作を初めて観たのはそれこそ40年近く前。
それから何十回と繰り返し観たものの、ここ30年くらいは観てなかった。
こんな初老の歳になって久しぶりに観たところ、あれだけ泣いた主要乗組員皆殺しのところには耐性ができたのか、あまり泣けず…。
ただ、冒頭の雪が木星から帰ってきた古代と輝かしくはしゃいでいるシーンで、このあの訪れる悲劇を知っているだけに、あまりに儚く脆く美しく、思わず涙が出てしまいました。
まさかこんなところで…
と、何十年も前の映画に改めて驚かされました。
そんなヤマトのチカラに敬意をこめて★4プラスα評価です。
脳内補完って恐ろしいですね
実に数十年ぶりに劇場で鑑賞しました。
本作は後に強引にシリーズ継続をしてしまったため、テレビ放映もあまり積極的じゃなかったのか、個人的にはほぼ初公開時以来の鑑賞だったと思います。
当時は超絶作画と怒涛の衝撃展開だったと記憶してましたが、この年になって期待に胸を膨らませつつ冷静に観ると、4Kリマスタリングも手伝ってイロイロ残念な部分も目につきますね。
特に全編湖川キャラ全開と記憶してたのに、後半は古代がアムロと化した安彦キャラ全開だったことに気づきちょっと衝撃を受けました。
それでも全部手書きの1978年当時としては、これが精一杯のクオリティかなと納得するつもりでしたが、よく考えると同じ年にテレビでやってた未来少年コナンがあらゆる面で凌駕しているとはたと気づき、間接的に宮崎駿(と大塚康生)の凄さを感じた次第です。
とまあマイナスな感想だらけになってしまいましたが、最後の一文を無かったことにして新作を作り続け、末はヤマトかガンダムかと揶揄されようと、リメイクシリーズも漏れなく追っかけ続けるヤマト大好きな私にとっては、採点通りの名作です。
ヤマト世界線本線
40数年ぶりに映画館で見ました。
中学の頃まで遡りますね(遠い目)。
旧作ヤマトで唯一映画館で見たのがさらば宇宙戦艦ヤマトー愛の戦士たちーだけ。
主要人物をかなり殺してヤマトも特攻で爆沈。
エンドロールの後に念押しする様にさらばと書いてるんだから本来これでお終いだと思うだろ普通。
結局人気が出て復活するわけだが、俺の涙を返せと言いたい!(笑)。
そんなわけで旧作はこれしか映画で見ていない。
他はTVだけ。
前置きはともかく本編は映画用だからかなり良かった印象があるけど改めて映画として見直して見るとかなり作画が悪い。当時はあれでも良い方だった?銀河鉄道999はもっと良かったが。数年の違いでも技術水準上がったかな。背景などはかなり力が入っているけどセル画は間に合って無い感じの所が散見される。きっと記憶補正が効いているんだな、もっと良かったと。
ストーリーも今にして思えば皆殺し待ったなしで絶望感を与え、倒しても倒してもまだ出てくる感じが恐怖と絶望感を与えてくれていい感じに最後を迎える。古代も雪も死んでヤマトもテレサも超巨大戦艦も光となって爆発。本当に終わってしまったENDが最高だった。
ストーリー自体は複雑では無く単純な部類だけどそれでいい。必要以上に複雑にするより映画の時間内で最大限の効果が出る様な感じが良い。
何より最後は掟破りな超巨大戦艦で絶望感を味わえた。ここまで倒してもまだこんな奥の手があるのか?どうしろって言うのこれ…もう何も残って無いんだけど…幻の沖田艦長に泣きつきたい気持ちにもなるわな。最後言い方は悪いけど清々しい気持ちでフィナーレ。ジュリーの歌で振り返り涙する…胸いっぱいで終わった感満載で映画館を後に。完璧だ。
引き合いに出すのはアレだけどリメイクしたヤマト2202は話を複雑にし過ぎた上に超巨大戦艦も出なかった。絶望感では無くガッカリ感しか残らなかった。盛り上がらず盛り下がって終了…
なんでオリジナルの様に作れなかった?
改めてその思いが強くなった。
45年振り
過去と現在
愛しさと切なさと
おそらく初公開時以来の劇場での鑑賞でした。
とはいえストーリーは大体覚えているので、このエピソードなら1時間半ちょっとくらいかと思っていましたが、堂々の2時間余裕越え、しかし退屈なシーンは一切なく、お尻や腰の痛みも気にならずのめり込めました。
絵と音、そして丁寧な演出が素晴らしい!
どのシーンの絵もクオリティ高く、また一枚絵の如く構図がやたらカッコいい!キャラも破綻なく高いクオリティのなか、安彦さんが描いたと思われるシーンは少し丸みがあったり今や神クラスのアニメーターさんの魅力も堪能させていただきました。
絵のうまさをしっかり見せてくれる間が差し込まれた演出も今や新鮮で、シーンの前後にしっかり高揚感と余韻を感じさせる尺があり、より印象に残す絵作りに感服します。
キャラクターの見せ場も、やはり近年のリメイクで違和感のあった真田さんの熱い漢ぶりが特にカッコよかったです☺️
エンドテロップにクレジットされてる作画神達の少なさに驚愕しますが、おそらくノンクレジットで幾人も達人が関わってるであろうとは今ならわかります、金田さんとか(笑)
音楽の方も言うまでもなく素晴らしく、絵作りと同じく劇伴曲の良さが伝わる尺がシーンシーンに取られており、絵と音のシンクロが際立ってます。
記憶より長い上映時間とはこの尺に起因してたのかも。
唯一不満…と言うほどではないけど、名シーンと言われる都市帝国出現時のあのBGMは、公開時耳を劈くような圧倒的な大音量の印象を持っていたため、控えめに聞こえた今回やや迫力を欠いたかな…といった程度です。
沢田研二の名曲のあと例のポエムに少し吹きそうになりましたが、当時はアレで涙がとまらなかったハズ…後の経緯を知っている今だからこそとは言え純粋に見れなくなってしまったこと、たどって来たその後の歴史を思い起こし少しの切なさも感じました。
総じてたいへん満足でしたが、今度はぜひ音声をチューニングした爆音上映を期待します✨
最後に…せっかくの名作、プロモーションもちょっと頑張ってほしく思います😩
高校生の思い出が蘇る
劇場版「宇宙戦艦ヤマト」は、中学生の時に内緒で塾をサボって観に行きました。
(お父さん、お母さんゴメンナサイ)
「さらば宇宙戦艦ヤマト」は、高校生の時に今は亡き新宿コマ劇場隣りの新宿プラザ劇場の超ドでかいスクリーンの最前列で首を常にほぼ70度に傾けて見上げて観たのが最初です。
初見の感想は、作品に対するよりも首が痛い思い出しか残っていませんw
当然全画面を見渡すことはできず、視界に入った記憶は土星海戦の超大型空母という体たらく。
後日、新宿東映や新宿東急の大スクリーンを渡り歩いたため、全容を楽しむことはできましたが、今回の新宿ピカデリーでの上映は正直スケールダウンを感じざるを得ませんでした。
でも、このシネコン時代に映画館で思い出の作品を観られたことは感謝です。
ただ、隣のスクリーンで「グランツーリスモ」のライブ音響上映をほぼかぶる時間帯でやっていたため、静かなシーンでズンッズンッ重低音が響いてきたのが残念でなりませんでした。(初っ端の彗星が現れる静寂なシーンで既にズンッでした)
新宿ピカデリーさん、もちっと配慮をお願いします。
さて、改めて本作の感想です。
東映動画が参加したため、全体的な作画が前作に比べかなりクオリティアップした本作ですが、所々に破綻が見られるのはご愛敬ですね。
前作のヒットで企画に上がったことを考えると、よく短期間で作り上げたものだと感心します。
今回は4K上映ですが、映像が鮮明になった分、セル画の塗りムラ(特に肌色)が気になってしまいました。
音響は4K「宇宙戦艦ヤマト」と同様、素晴らしい出来です。音だけで十分楽しめます。
ストーリーはよく言えばスピード感があり、悪く言えば説明不足と言った感じですが、万人向けの分かりやすい展開です。
少なくとも2202のへんてこりんなリメイクより余程好感が持てます。
ツッコミどころは満載ですが、ミーくんが酒を舐めてる時点で漫画なのですから、あーだこーだ言わずに漫画映画として楽しむのが1番かなと個人的には思います。
ただ、ラストのテレサと逝くシーンは今観てもモヤモヤするので、「ヤマト2」のようなテレサのみが特攻する方が納得感はありますね。
高校生の時の古き良き思い出の作品。
もう1回観に行こうと思っています。
初見の小学生の頃は号泣したが、今はそれほどでもなかった。 島、遅れ...
やっぱり名作、だよなー。
いやぁ~。映画って本当に…。
前作が130分。今作が151分。絶対に負けられない◯◯との戦いをどう制するか?最大の問題だった…。(笑)
相変わらずツッコミ所は満載だったが発進シーン、波動砲発射、ワープ、まだまだ沢山のシーン。大人になってもワクワクしながら見てたのは私だけでは無いのでは?
大帝の高笑い、超巨大戦艦の出現、このあとの展開はわかっているものの、やっぱりドキドキした。これぞヤマトだと思った瞬間でも有った。見に行って良かったです。
PS2、パチンコ、あれは感動しました。あの技術で何も足さず何も引かずで(なんかのウイスキーのCMか?😀)もう一度作り直してもらえないかなぁ…。なんてつくづく思いました。ファストガンダム、ハーロック、999絶対見に行くのに…。昭和生まれのおっさんの戯言です。😁
予想以上にしっかりした内容
あれ?
ヤマトの最後
今となっては後のシリーズ展開を知っているので
いろいろ「しらじらしいっ!(笑)」と感じてしまう個所もあるのだけど、
これ、初見で観たら相当感慨深かったろうなあと
デスラー、ゲスト出演的な登場かと思ったら
むちゃくちゃいい役どころだしさ。
そりゃ後のシリーズで地球にむっちゃ寄り添うようになるわ
まあ自分も当時見てるはずなんだけど、さすがに小さかったころだから
どう感じたかまでは覚えていない
映画一作目と違い最初から劇場用として作られているので
作画も構成もスムーズですごく見やすい
復興に浮かれ危機感の薄い地球首脳陣
長官をはじめヤマト(故沖田艦長)にかかわりのある者たちに
共通する危機感と使命感
新造戦艦アンドロメダの力強さ(ヤマトと対比となる無機質さ)
白色彗星から姿を現す巨大な都市のビジュアルが持つ絶望感
懐かしさとともに、今見てもなお古くなりすぎない
見ごたえのある力の入った作品だ
現在のアニメ文化を築いた名作
もうスクリーンで見ることもなかろうと思い新宿まで
sf的な描写、展開はそりゃもう貧弱かつご都合なのは時代を感じるが、まぁ記憶にある通り
しかし、違う!断じて違う以降の作画は今見ても神作画
森雪の亡骸を抱き上げ館長席に運ぶ古代の動作は情感たっぷりで今見ても良い芝居をしている
ヤマトは負けないという、一作目から無条件の確信が覆り、ココロの中にあふれる喪失感
そして、音楽著作権のせいでドラマ編LPでは西崎プロデューサーの語りになっていてガッカリした、ヤマトより愛をこめて
もう二度と姿はあらわさないという、今となっては〇〇なメッセージ
中学時代を思い出したです、はい
ラスボスは3形態というセオリーはここで誕生したのではないかな?
どうしても理解できん
50代前半
当この映画を泣けるだの、愛がつまってるだの。
その感性がどうしても理解してできん。
明らかに破綻してるストーリー、演出、とってつけたようなセリフ回し
映画館でもチラホラも泣いてる人いてさらに引いた
2199からの2201の流れのほうがよっぽど良くできてる思うけどな
オッサン世代が全員オリジナルの方が好き、ってことは絶対ないと思うぞ
久しぶりに見て
否定的意見ですみません
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