宇宙戦艦ヤマトのレビュー・感想・評価
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数十年ぶりに映画館で。沖田さんの格好良さ!
久しぶりに映画館で1stヤマトを観た。
小さい頃は当然古代進に感情移入して見ていた。
沖田艦長は何でも知ってるカッコいい大人の代表でした。
でも今回は沖田さんの死を覚悟してもこの航海は自分が最適であり、命を賭ける価値があると理解して決心した心情。
若い部下に任せて育てる覚悟。
(絶対自分ならすぐ口出す)
地球を見てやり遂げ、初めて自分の家族や気持ちを考えて涙する姿。
想像を絶するプレッシャーと闘い、自分を削りながら成し遂げた偉業。
そんな事がしっかり描かれていることに改めて気付いた。
髪も髭も真っ白な沖田さんだけど自分にとってもう古代よりはるかに歳が近い。
沖田さんの最後の台詞にこれまでと違った感情で涙しました。
こんなに何回も観たのに久しぶりのヤマトは少し違って見えました。
観て良かった!この機会をありがとうございます。
音が素晴らしい
昨日から限定上映されている4K版を見てきました。
50年近く前の作品です。
しかも総集編です。
4Kになったとは言え、映像の鮮明さは現代のアニメに勝ることはありません。
しかし、画面から伝わってくるエネルギーが現代のアニメとは違います。
なんだこりゃ的なシーンが多々ありますが、そんなツッコミも根こそぎ置いてきぼりにするパワーがこのヤマトにはあります。
もしかしたら、この感想にはノスタルジックな嵩増しが入っているかもしれません。
ただ、それを除いたとしても、万人を魅了しない作品になることはないでしょう。
真のエンタメとは、分かりやすいストーリーで、多少の粗があってもそれをどうでもいいと思わせるほどの熱量を持つ作品だと思っています。
宇宙戦艦ヤマトは正にそのジャンルに含まれる作品です。
余談にはなりますが、2199は嫌いではありません。しかし、熱量の差では圧倒的に本家に軍配があがります。
さて、今回は4K上映でしたが、磁器素材でリマスターした音声が素晴らしかったです。
モノラルだからこそのバランスの良さ。
明瞭なセリフ。
初端のヤマトのメインテーマで感動に打ち震えました。
目をつぶって音を聴くだけでも今回の上映は価値があります。
是非、劇場でご自分の耳で確かめてみてください。
火の中海の中
リメイク版はちょこちょこ見てるけどオリジナルは知っているつもりになっていたがこんなストーリーだったとは!
放射能除去装置の為に遥か彼方のイスカンダルへというお話
戦艦が飛ぶというアイデアもさながらガミラス星の構造やワープ航法にはおぉっとなりました ガミラス星は何もかも禍々しい雰囲気で分かり易い ちょっと展開早過ぎるし、戦艦もボロボロのはずなのにいつの間にかあれ?綺麗になってたり突っ込みどころ満載で処々コメディ?と思ってしまいました リメイク版がやたらと愛を強調するので何なんだと思っていたのですが、オリジナルがそうなのですね しかしヤマトの成立ちを見れて良かったかな
ネタバレ:イスカンダルはTV版。 46年ぶりに映画館で観て思ったの...
ネタバレ:イスカンダルはTV版。
46年ぶりに映画館で観て思ったのは、途中でトイレに行く客が多すぎるという高齢者問題。
ブラックタイガーのはずが、コスモゼロが複数いるとか、歩いてる途中にデスラーの肌の色が変わるとか、今だったら炎上だなw
どうしても、沖田艦長のラストセリフで泣いてしまう。
アニメブームの原点が4Kリマスターで劇場公開!
西暦2199年、地球はガミラス帝国による侵略で滅亡の危機を迎えていた。
ある日、14万8000光年の彼方、大マゼラン星雲のイスカンダル星から「放射能除去装置 コスモクリーナーDを取りに来るように」というメッセージとともに、ワープ航法を可能にする波動エンジンの設計図が届く。
地球防衛軍は、第二次世界大戦中に建造された浮沈戦艦大和をもとに造られた、残されたただ一隻の宇宙戦艦「ヤマト」に波動エンジンを搭載。
沖田艦長以下乗組員たちは、ヤマトに乗り、イスカンダルへの長い旅に出る。
放射能汚染で人類が滅亡するまで、あと365日。
残された日は、あと365日しかないのだ。
現在のアニメブームの原点が4Kリマスターで劇場公開!!
それまで「まんが」「こども」ジャンルだったアニメーション作品を「アニメ」として大ブームを起こした革命的作品です。
「ガンダム」「ルパン」同様、本放映時には低視聴率、打ち切りも、再放送で爆発的な人気を獲得。
この劇場版で爆発的な「アニメブーム」を巻き起こしました!
「アニメージュ」(創刊号表紙は「さらばヤマト」)「アニメディア」「マイアニメ」「アニメック」他アニメ雑誌も次々に創刊しました。
戦艦大和をベースにした「宇宙戦艦ヤマト」をはじめ優れたメカデザイン、世界観、登場人物、主題歌と音楽、地球滅亡に向けてのカウントダウンによるストーリー構成など、構成するすべての要素について、当時のアニメとしては画期的なレベルでした。
基本的には、テレビ作品を編集してつなげた総集編です。
カットによってはコスモタイガーと間違えてかわりにコスモゼロが何機もいたり、ドックに帰還する宇宙戦艦が地表の厚みの中に隠れていったり(観た人にしか伝わらない…)、有名なミスシーンがそのまま観れます。
また、劇場初上映時には、上映時間の関係から、イスカンダル星での古代進の兄、守やスターシャのエピソードや終盤の展開が大幅に変更されていて、観客はみんな劇場でとっても驚きましたが、本劇場版はスカンダル星の話は、テレビシリーズに沿った展開になってます。(終盤の一波乱はカットのまま)
初上映版が観たかったなぁ。(一部の円盤の特典映像としては観られます。)
やはりアナログの情報量は多い
改めて観た発見もあり 自身の思い出も含めて 満点としています。
今観てみると ガミラス星の寿命に関する描写は 旧作ヤマトの方がそれらしく感じる気がしました、あと ガミラスにもGがいるような セリフがあるのですが、デザイン画みたいなものが あるのかどうか 調べてみようと思う。無かったかなw
どちらのエンディングバージョンが上映されるのかが気になるところです。
ご存知の方には釈迦に説法ですが、ご存知でない方もおられると思い、書きます。
「宇宙戦艦ヤマト」は昭和49年(1974年)から、毎週日曜日の19時30分から30分枠で読売テレビ(日本テレビ系列)で全国放送されたテレビアニメでした。
しかし、不幸なことに、当時、同時間帯には「アルプスの少女ハイジ」(フジ系列)と「猿の軍団」(TBS系列)が裏番組として君臨しており、多くの視聴者を奪ったのでした。
当時、小学生だった私は「ヤマト」を見ていたのですが、学校ではほとんどの男子が「猿の軍団」を見ており、話が合いませんでした。💦
そのような訳でテレビ版「宇宙戦艦ヤマト」の視聴率は一桁台に留まり、当初は3クール(39話)だった予定が、2クール(26話)に短縮されてしまっています。
その後、平日夕方の週5の再放送枠で再放送され、デモシカ視聴者(これデモ見るシカないか…)から人気に火が着き、テレビシリーズの再編集版を劇場公開したものが本作品です。
最初に劇場公開されたときは、後半部分が一部リメイクされ、ヤマトがイスカンダルに到着したときには、既にスターシアは亡くなっていました。
ところが、数年先に「さらば宇宙戦艦ヤマト~愛の戦士たち」他1作品と併映でリバイバル上映されたときには、全てテレビシリーズと同様の結末に再編集されていました。
つまり、スターシアは生きていたのです。
ゆえに「劇場版宇宙戦艦ヤマト」には2つのエンディングバージョンが存在するのです。
今回のリバイバル上映が、どちらのエンディングになるかが気になりますが、十中八九、スターシア生存バージョンになるのではないでしょうか。
そうじゃないと、あとに続くシリーズに整合性がなくなってしまいますからね。
それに、初回上映のスターシア死亡バージョンを今回上映したら、当時を知らない観客からクレームが来るのは必至でしょうからね。(笑)
そもそも、スターシア死亡バージョンはパラレルワールドの盲腸支線であり、次作の「さらば宇宙戦艦ヤマト~愛の戦士たち」もパラレルワールドの盲腸支線なんですね。
ご都合主義的なパラレルワールドを連発したり、ガミラス人の膚の色を突然肌色から青に(ヒス副総統は紫から青に)変更したり、ストーリー的にも死んだはずの人間が実は死んでなかったり(ex古代守、exデスラー、ex森雪、ex沖田十三)。
それに、宇宙空間の描写で、素人でも判るようなセル傷が写り込んでいたり、色々な制約や事情もあったのだろうけど、人気とは裏腹にお粗末な作品と言われても仕方がありません。
それでも、私は往年のヤマトファンであり、今までも、これからも「宇宙戦艦ヤマト」が大好きです。
わかっちゃいるけど…
当時のテレビ総集編って番組まんまをつなぎ合わせてせわしない展開見せられてたの思い出した…が、それでもやっぱり名作。主題歌にはじまり松本スペースロマンたっぷりなストーリーに引き込まれる。今とは違うシンプルなアニメ背景もレトロで好き。うーん、懐かしい。
地球滅亡まであと○○日
という表示がないのは寂しかった。
一番不思議に思うことは、イスカンダルの人は、なぜ放射能除去装置そのものの設計図を地球に送らなかったんだろうということ。
二番目に不思議に思うことは、イスカンダルは住みやすそう(かつ、ガミラス星から近そう)だったのに、なぜイスカンダルを植民地にしなかったのかということ。
なつかしい なにもかもが懐かしい
50年近くになるのですね。
それまではアニメ映画(当時は漫画映画)は子どもの見るものでした。
いろいろとありましたが、アニメ映画というジャンルを確立させた記念碑的作品であることは間違いのないことです。
宇宙モノの先駆けとしてはよい作品だと思います
有名作品ながらちゃんと見た記憶がないので改めて鑑賞しました。
1977年という時代に、宇宙を舞台としたアニメの先駆けだったと思うし、その後のガンダム等への影響も多大だったんだろうなと想像します。
ただ、総集編の映画のようなので、途中のはなしの部分が端折られていて、ストーリ性の理解はちょっと難しかったかもしれません。あと気づいたところ。
・ヤマトのクルーで女性は森雪のみの模様。おとこばっかの職場でいろいろたいへんだったろうな。
・沖田艦長が早々に病に侵されて指揮をとることができず離脱。なぜあれほど人望があるのか描き切れず。
・ヤマトは致命的と思われる攻撃を何度も受け、補給や修理も受けられないはずなのに、映画では秒で補修され航海を続ける。
・森雪が急に右腕をけがしている。
・沖田艦長は最後はどうなった?(テレビ版ではどうなったのか知りたい)
等々
伝説の一作目
1974年に読売テレビにて放送された物を編集し映画化した作品。
テレビ版のは低視聴率で打ち切りになってしまったが再放送で人気となった。
テレビ版はすでに全話観賞。
監督は舛田利雄さん、そうあの「トラ!トラ!トラ!」の監督である。
すでに実写映画で評価を得ていた監督がまだ大人が、アニメを見るのに抵抗があった時代に監督をなさった事は衝撃であった事だろう。
映画は成功し本作から大人向けアニメというものもも生まれた。
舛田利雄さんは「さらば」~「完結」まで監督をしておりヤマトを金字塔にした製作者の一人なのである。
総集編である本作は沖田艦長視点の物語と戦闘シーンが中心であるがため古代進ら他の人物,はやや浮いているように見えてしまい森雪は見せ場が少ない。
テレビ版で個人的に好きだったシーンがなかったのは残念。(序盤の古代守の艦が落される前にやる合唱やワープ中の雪のアレとか)。
戦闘面ではは敵の攻撃からどうやって乗り越えるかのサスペンスが良い。
映画が始まったすぐに流れる宇宙戦艦ヤマトはやはり熱くなる。
最後のガミラスを破壊した後の古代が自分たちが悪かったようなを セリフ言うのはさすがに自虐的じゃないか?
やや不満もある総集編だが日本アニメ界を変えた名作である点は間違いない。個人的には本作と「さらば」までが最高である。(それ以降は……ね。2199………どこがヤマトじゃい!!)
必ずここへ帰ってくると
"宇宙戦艦ヤマト(劇場版)" シリーズ第1作。
DVDで鑑賞(スターシャ生存編)。
原作マンガは既読、TVシリーズは未見です。
戦闘シーンを中心にした編集の印象。しかしながらドラマが疎かなわけではなく、沖田艦長の地球再興への想いや、ヤマトとドメル将軍との互いの実力を認め合った激戦、ひとつの民族を滅ぼしてしまったことへの苦悩は胸に沁みて来ました。
戦うべきじゃなく、愛し合うべきだった…
イスカンダルへ到着した瞬間、クルーと共に苦難を乗り越えたような高揚感に包まれました。地球に帰還した時もしかり。
ヤマトの勇姿には無条件で心がたぎる。男の子ならば必ず琴線に触れるはず。私の場合、オタクの性かもしれないけれど。
[以降の鑑賞記録]
2019/09/01:DVD(スターシャ死亡編)
2023/12/09:MOVIXあまがさき(4Kリマスター)
※修正(2023/12/09)
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