「小説読んだヒト向けの構成」彩り河 群青ノワールさんの映画レビュー(感想・評価)
小説読んだヒト向けの構成
この映画は登場人物の予備知識があることが前提として構成されていて、バブル時代にあったであろう金と権力、愛憎と復讐がテーマ。
裏金や融資で社会の腐敗を煽る銀行が昭和相互銀行と云う設定が安直だが皮肉だ。
かつて存在していた相互銀行が皆んなこんなトップだったらと思うと頭が痛くなる。
現実の銀行もサラリーマン不動産融資であくどく儲けているが、この銀行は公金横領の損金で作った裏金を使っています。横領の濡れ衣で父親が死んだ復讐が以外な方法で果たされる。
こんなこともありそう的なストーリーなので時代劇でやればしっくり来る感じだ。
私はこの物語を『必殺寝言断罪人』と名付けたよw
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