「盆と正月いっしょに来たよなてんてこ舞いの忙しさ」いつかギラギラする日 ぶっちさんの映画レビュー(感想・評価)
盆と正月いっしょに来たよなてんてこ舞いの忙しさ
前半は快調に飛ばす。
現金輸送車から強奪する。アクション映画はすごいな。時間が経つのが早いわ。
しかし、金額が違った。
2億円奪ったつもりが5千万しかなかった。分け前の4分の1がさらに4分の1になる。
仲間割れが起きる。
流れ者の一人働きは単身、組事務所に乗り込んでいく。
組織と戦う。組織が追う若造と戦う。警察が大挙してやってくる。
県内の署にはもう誰もいないだろうというほどの人数とパトカーの数だ。
シッチャカメッチャカの大騒動が始まる。組員たち、警察、若造、主人公。史上空前のカーチェイスと銃撃戦。大昔のギャグを使うなら、もうムチャクチャでござりまする。
そしてショーケンのラストダンス。銀行の看板を恋人と見ながら、心に沸き立つものを感じる。このエンディングは最高だ。
たが、ここに至るまでの後半は、ナンダコレハ である。
ところが、このナンダコレハ がレビュアーの間で評判がいい。それこそナンダコレハである。
ここが好みの分かれ目かもしれない。徹底的に娯楽が好きな人とリアリズムを求める人。見方によるかなあ。
コメントする