硫黄島(1959)のレビュー・感想・評価
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タバコばかり吸うな!
所謂、リベラルな人による反戦プロパガンダ映画だが、人間の心理描写が甘い。
それに本当に硫黄島なのだろうか?
戦後10年で、日本人が個人的に硫黄島へ行っているのだろうか?
この映画でも、目一杯偽善的な日本人を描いているが、これが日本人だとしたら、団塊の世代は生まれなかった。薄気味悪い映画だと思うが。
『少なくとも兵士なら、白旗を上げて即刻降伏をしろ!』と言いたい。それでこそ反戦映画じゃないかなぁ?
その後、この硫黄島はアメリカの軍事基地になり、少なからずや、朝鮮戦争の拠点になっているはずだ。一人の兵士の死を恨むのはそれはそれで良いが、硫黄島のその後の歴史の方が遥かに重い。
原題 The Ghost of Iwojima
製作年 1959年
製作国 日本
劇場公開日 1959年10月21日
上映時間 88分
ある兵士の自殺〜実話を基にしたミステリータッチの反戦映画?
太平洋戦争において屈指の激戦地、硫黄島。
日本軍は2万人以上の犠牲を出して玉砕したが、
わずかに生き残りもいた。
終戦後4年たって、ようやく帰国した若い兵士(片桐)の物語。
・極限状態だった戦場で何があったのか?
・なぜ、美しい恋人?に突然別れを告げたのか?
・日記を探しに硫黄島に戻る真意は?
実話を下敷きにしながらも、中身はほとんどフィクションである。
片桐とは、いったい、何者なのか。
共に生き抜いた戦友、アパートの大家、元カノ、職場の後輩、、、
取材して回る主人公の新聞記者だが、片桐を知れば知るほど、混乱する。
そして、そのまま映画も終わる。
反戦映画と呼んでも差し支えは、なさそうだ。
大怪獣とデビルマンを観た後でしたので、採点甘くなったかもです。 なんだか、もやもやする映画
戦争残酷物語かと思ってチョイスしたのですが、これがミステリ?でした。
ある不思議な男の日記をめぐって話が進むのですが、不可解なことばかりで終始もやもやしっぱなしでした。
結局のところ、ラストのカットで「そうだったんだろうなぁ…」と心の中で補完しないと完結しない映画でした。
全編を通して、おどろおどろしい不気味さのベールをまとった、そういう感じの作風でした。それが大変よかったです。
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