劇場公開日 1994年10月7日

「【”二人の愛を縛る”狂気性とエロティシズムが尋常でない作品。イケナイ映画を観ている気分になる作品でもある。】」undo NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0【”二人の愛を縛る”狂気性とエロティシズムが尋常でない作品。イケナイ映画を観ている気分になる作品でもある。】

2022年1月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

難しい

ー 夫ユキオ(豊川悦司)の作家の仕事が忙しくなるにつれ、モエミ(山口智子)は身の回りのものを縛らずにはいられなくなっていく。
  そして、彼女は、自分自身を”もっと縛ってよ・・”とユキオに頼む。ー

・強迫性緊迫症候群と診断されたモエミを演じるする山口智子が、徐々に狂気にかられて行く姿が、エロティックすぎる・・。

・ユキオとモエミの、歯列矯正治具を舐めながらの口づけも、”良い子は観てはいけません・・”と言うくらい、エロティックである。

・セラピストを演じる田口トモロヲの存在感も強烈である。

<初期、岩井俊二監督の作品は、アーティスティックで、エロティシズムに溢れている。
 そして、鮮烈な印象を観る側に残すのである。>

NOBU