「黒澤明が死んでしまっていたのが残念」雨あがる わしのネタを映画化せいや!さんの映画レビュー(感想・評価)
黒澤明が死んでしまっていたのが残念
黒澤明がハリウッドに行ってやることなすこと全て大失敗してそれから傑作が一本もできなくて死んだ.それは一つにはやはり脚本が書けなくなったことが大きい.しかしただ一つ残されたこの映画の脚本だけは優れていた.もし黒澤明が撮っていたら傑作になっていただろう.
黒澤明は三船敏郎が大好きだったので彼のキャラを生かした豪快な映画を作り続けたが作家としては本来こういう人情派タイプだったんだと思う。そしてこういうタイプの成功例は「生きる」しかないので、これは本当に貴重な傑作になっていたはず。残念ですね。
とは言え、この映画も悪くはない。寺尾聡の頭に木刀が今にも当たりそうで手に汗握った。
コメントする
りかさんのコメント
2025年9月2日
フォローしていただきましてありがとうございました♪
今後ともよろしくお願いします🙇
本作残念ながら8割ぐらいしか観ておらず後半興味深く鑑賞しました。
殿様をも屈服させる一浪人、
スカッとします。奥方の言葉もなかなかでした。

