あぶない刑事リターンズのレビュー・感想・評価
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ちょっと弾け過ぎ感があるあぶない刑事
バブル経済が破綻し震災や化学薬品テロ等暗い世の中が続いていたがあのあぶない刑事が帰ってきた。しかし課長役の中条静夫さんが亡くなりあぶない刑事は成立するのかという疑問が感じられたが映画の後半からはかなりはっちゃけてこの作品はシリーズの中でかなりコメディ要素が強い作品になった。
とは言え時代も変われば時も流れあぶない刑事の2人はダンディでセクシーさは変わらず透に後輩が出来てもタカとユージの前ではいつもと変わらないし薫も派手な衣装は更にエスカレートしている。そんな中県警本部より近藤課長に代わる新しい課長が赴任し最初は港署の体制にギクシャクしていたが段々と堅物キャラが崩壊し最後には署員全員でカオスな姿をさらけ出すことになる。
この作品からタカとユージの乗る覆面パトカーが国産車から外車に変わりアルファロメオに変わり2人の銃もコルト社に統一されタカはタカカスタム45オート、ユージはコルトキングコブラに変わった。因みにアルファロメオは市販車に無いホワイトに塗装されており後に朝番組の視聴者プレゼントになったそうだ。
今では地上波では放送できない内容の原発にミサイルを撃ち込むというテロ計画をタカとユージが阻止をするべく奮闘するが最後はいつもの予定調和で無事に終わる事が出来た。
だってオレたち、リターンズだもんなぁ♪
"あぶない刑事(映画)" シリーズ第4作。
マガジンの付録DVDで2回目の鑑賞。
カルト教団「ブレーメン」が企む日本壊滅計画を阻止するため、リターンズなタカとユージが死闘を繰り広げる。より洗練されたジョークと、いつも以上に乱れ撃つ銃弾と共に!
久しぶりの登場でもふたりのカッコ良さは変化無し。変わらないどころかレベルアップしている。ふたりを取り巻くユニークなキャラたちも言わずもがなの魅力を放っていて最高だ。
タカの使用拳銃がコルトガバメント・タカカスタムに変わった。しかしお馴染みの撃ち方のスタイルは健在。バイクに乗っての手放しショットガン射撃ももちろん披露し貫禄充分。
ユージも変わらぬ自慢の瞬足で、華麗なステップを踏みつつカルト教団を追い詰めていった。ピョンピョン跳び跳ねるような華麗なアクションが炸裂していて感無量である。
本作の特筆すべき点は、シリーズ史上最強にお笑いに振り切っていて、ありえねー感が満載のクライマックスだろう。
ミサイルが港署の中を通過するシーンは腹を抱えて笑ってしまう面白さ。是非とも観て欲しい名場面なのである(笑)。
しかしながらストーリーや設定が荒唐無稽なために、かなりふざけている感は否めない。評価が賛否両論なのも頷ける。
ま、面白いから、私は好きなのだが。
[余談]
スケジュールマネージャーにクソ真面目に犯行計画を入力しているブレーメン、よく考えたらアホ過ぎやしないか?(笑)。
変なVR映像も面白過ぎる。透け透け衣装の下は褌一丁なのもこれまたちと滑稽だった。よく引き受けたな伊原剛志(笑)。
[以降の鑑賞記録]
2024/05/20:Amazon Prime Video
2024/07/29:Lemino
※修正(2024/07/29)
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