劇場公開日 1990年6月2日

あげまんのレビュー・感想・評価

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2.5津川雅彦さんにいよいよ脂が乗ってきた感じ

2025年3月24日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

今回、初めて観ました。テレビやビデオでも観たことが無かった。
期待していたほどは面白くなかったです。

もっとあげまんあげまんしている映画かと思いこんでいたので、話の流れは意外でした。

結局、伊丹十三監督でさえ、本質的な部分では、バブル経済時代の神話に絡めとられていたんだな、と思ったのが一番大きな感想になるかな。

津川雅彦さんに、いよいよ脂が乗ってきた感じで、伊丹十三祭の今後の作品に期待しています。

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Mみやこ

5.0すでに公開前からタイトルだけで勝負あり。 今ではすっかり定着、伊丹監督のネーミングセンスが光りましたね。

2025年3月23日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

2月21日(金)からTOHOシネマズ日比谷さんで開催されている「日本映画専門チャンネル presents 伊丹十三 4K映画祭」(監督作品を毎週1作品、計10作品上映)も折り返し地点。本日は当時流行語にもなった『あげまん』(1990)。

『あげまん』(1990/118分)
バブル真っ只中でイケイケドンドンの世の中でもさすがに『あげまん』のタイトルと響きはインパクト十分。
当時耳目を集めて、すでに公開前からタイトルだけで勝負あり。
今ではすっかり定着、伊丹監督のネーミングセンスが光りましたね。
『お葬式』『タンポポ』『マルサの女』『マルサの女2』とほぼ1年おきに本作含め5作続けて監督・脚本としてヒットを生み続ける監督の力量に改めて脱帽です。

実に35年ぶりに鑑賞しましたが、ドロドロしそうな男女の色恋話をカラッと明るいエンターテイメントに昇華した日本人の琴線に触れる人情喜劇。
ナヨコ(演:宮本信子氏)のあげまん素質という特殊能力も分かりやすくて、彼女を中心とする男たちの立ち振る舞いも個性豊かで三者三様、実に面白いですね。
本作でも与党幹事長・鶴丸国男(演:北村和夫氏)が入院先の病室で丸ごと皮だけ剥いた高級メロンに下品に被りつく、監督作品ではお約束の食事のシーンもあり、何も語らず一発で素性が分かる実に上手いシーンだと今回も感心しました。

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矢萩久登

3.5きわどいタイトル

2023年1月29日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

捨て子だった主人公(宮本信子)は芸者の置屋に預けられ、芸者としてデビュー、水揚げされるがあげまん女と噂されるようになる。
旦那が亡くなり、銀行の頭取の秘書となる。
宮本信子は美しく、所作も大変綺麗だ。

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いやよセブン

4.5酷い男ばかり

2021年12月30日
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鑑賞方法:DVD/BD

何十年ぶりに試聴。
やっぱり最高に面白いですね❗️
しかし登場する男どもはどいつもこいつも酷い奴らばかりです。特に津川雅彦演じる鈴木主水はスケベなナンパ野郎のくせに「どの口が言ってんだ❗️」とツッコみたくなります。最後は虫が良すぎますよね。
宮本信子演じるナヨ子さんは、とても可愛らしい人なんだけど男運ないのを自覚しながらダメンズに惹かれちゃう〜って昔も今も同じでこういう人いるんだよね。
今の女性が見たら、腹が立って最後まで見れないかも…。
しかし時代なんだけどタバコを吸うシーンの多い事。誰も彼もスパスパ。
あげまんの「まん」って「運気」の意味なんだって、予告編みて知りました。ずっと勘違いしてました💦😅

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bull

3.5津川雅彦のナンパ

2021年10月19日
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津川雅彦は話のわかるどちらかというと生真面目なおじさん役が多かったので、ナンパは新鮮だった。しかしあんなに銀行員がお金持ってるもんかな?

宮本信子の18歳は笑ったがたしかに初見は本人かどうかわからなかった。

てごめにされる、ていうレイプ文化がまだあった頃。

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filmpelonpa

3.5うむ

2021年2月16日
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鑑賞方法:DVD/BD

「人間にとって、人間を自由にすることくらい面白いことはない」
そうなんだろうな・・・

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バル

2.0物語の運びに冴えが無い

2020年12月19日
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90年か。
政治も経済も司るのは男、女は所詮は盛り立て役という思想を知る歴史資料。
あのバブルは男が作り女が群がったと分かる。
マルサの女でそんな男を許さない強靭な女を撮った伊丹十三は何故こうも後退したのか。
ゆえに物語の運びに冴えが無い。
凡作、と言おう。

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きねまっきい

3.0楽しくなりたくて、30年ぶりに観た

2020年7月16日
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鑑賞方法:DVD/BD

伊丹十三の映画は、「なるほど」と頷けるものが多いが、
 この映画は、その点、少し残念な面がある
 「銀行員が女遊びをやり放題」の件、そんな人いるの?
30年前、封切の時、観たが、あの時は気付かなかった
 あの頃は、小生も若かったし、バブルだったから
 些細なところは、気にしなかった

でも、まあ、メインフレームの「ナヨコ」は、
 「男を幸運にする女」、観てて楽しかった

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KEO

2.0流行語になった「あげまん」

2018年10月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

“あげまん”という言葉だけが先行してしまったのだろうか。個人的に伊丹作品の中では最低ランク。ドロドロの銀行家と政治家の物語だった。

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kossy