「2020年には東京オリンピックが開催されるらしい。」AKIRA kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
2020年には東京オリンピックが開催されるらしい。
アキラ100%という人物も正月番組でポロリしたことだし(アニメでのポロリはカオリ)、大友克洋の予言は凄いと感じる。さすがに第3次世界大戦は起こってないので、荒廃した東京の描写は当たってはいないが、貧富の差は拡大しているようだし、毎日のように反政府デモが起きていたり、あちこちで爆破テロがあったりと、世界情勢を見ても未来描写は当たっているような気もします。
急に再び見たくなったのは『レディ・プレイヤー1』のせい。鉄雄が憧れていたように、あの金田バイクは模型でもいいから欲しくなるのです。そうした魅力的なキャラだらけの今作品も『鉄人28号』へのオマージュがあったりしてなんとも楽しいのですが、ストーリーは破壊という点で世紀末思想にも影響を与えていたのかもしれません。
超能力を兵器として利用する設定も現代SFの世界では当たり前になってるのかもしれません。しかし、その強大な力を持つAKIRAを封印したり、謎めいた展開にすること。さらには誰でも力を持つことが可能であるというメッセージも不気味です。
腕が取れてしまったり、大気圏突破して衛星兵器をぶち壊したり、痛々しい描写やディテールもすごい。日本アニメの金字塔として君臨する作品でもあるのですが、今一つ満点をつけられないのが女の子に魅力がないことだろう。最初に登場したケイなんて、変テコなヘルメットに半ズボンだったし、カオリにしても栄養が行き届いてない雰囲気だし、むしろ金田や鉄雄が魅力的すぎたのだろうか。
kossyさん、コメントありがとうございます。
いまだに自宅待機要請ですか…。こちらは、国や県から出される指示や要請に振り回され、昨日作ったばかりの資料が今日はもう無駄になるという毎日でしたが、仕事があるだけ幸せと思わねばなりませんね。
色々とご覧いただいてるようで、ありがとうございます。
kossyさんはテレビやネットで映画をご覧になることも多いので、正に〝模範的映画ファン〟と認定されたのかも、です😊